[富良野・美瑛特集]

モデルコース・初心者編

美瑛の丘めぐり

丘めぐりの定番コースを紹介します。

美瑛の市街地をはさんで北西側の一帯をパッチワークの路,南側の一帯をパノラマロードと呼んでいます。
すべてが見どころといえますが,このページでは観光バスなども立ち寄る定番観光スポットを紹介します。

美瑛の丘は上の地図に書いてある以外にも網の目のように道があります。丘だけに見通しがきかず,絶対迷います。また,農家の迷惑になるため観光客の皆さんには立ち入らないようにお願いしている道もあります。
ということで,まずは詳細な地図を手に入れましょう。地図が手に入る場所は

四季の情報館 年中無休,830-1900(5-10),830-1700(11-4)
美瑛駅に向かって右手の建物。映像による紹介もあります。
美瑛町役場(四季の塔) 年中無休,830-1900(5-10),830-1700(11-4)
四季の塔は役場の無料展望塔。360度見渡せますのでこれから行く方向を確かめておくと良いでしょう。パンフレット類は役場の中にあると思います。
北西の丘展望公園・観光案内所 5-10開設,900-1700
ピラミットの展望台の下にあるログハウスです。

パッチワークの路

割と狭い範囲に見どころが集中していて,美瑛の中でも最も人気のあるエリアです。しかし,一歩奥に踏み込めば人影もなくなり,丘の景色を独り占めにできる魅力も兼ね備えています。車で1時間もあればだいたいの見どころはまわれるでしょう。

○北西の丘展望公園

ピラミッド型の展望台。有人の観光案内所もあり,美瑛の展望公園の中では最も充実した施設です。眺めは美瑛市街の向こうに十勝岳連峰を望み,旭川のほうもよく見えます。

○ケンとメリーの木・セブンスターの木・親子の木

いちおうこの3つがパッチワークの路の3銘木になります。銘木といっても木自体が立派なのではなく,丘の上にぽつんとある感じが良いようです。これは隣の家との畑の境界を示すために植えられたものだといいます。セブンスターの木などはコマーシャルに由来するもので,見覚えのあるアングルに出会えるかもしれません。ケンとメリーの木,セブンスターの木には大駐車場と店がありますが,親子の木は簡素なものです。またセブンスターの木の周辺は道路に電線やポールなど障害物が一切なく,解放感抜群です。


セブンスターの木

親子の木

パノラマロード

十勝岳山麓に広がる広大な丘陵。やや陰のあるパッチワークの路に比べると明るくさわやかな雰囲気です。拓真館見学を含めても2時間程度でまわれるでしょう。

○拓真館

故前田真三氏のギャラリー。旧千代田小学校を利用して昭和62年に開設。パノラマロードで人気No1の施設。全国的知名度を誇るギャラリーです。プロが撮った写真は全然違います。ともかく一度見てみてください。無料。

○美馬牛小学校

教会風の校舎で有名。丘の写真を撮る時もこの尖塔を入れると大変絵になります。複式学級を採用している小規模項で校舎の周りに見学コースも設けられているようですが,授業の邪魔にならないようにしましょう。

○四季彩の丘

2001年オープンし,一躍美瑛を代表する名所にまでなりました。眺めの良い丘に広大な花畑があります。牧草ロールで作った人形ロール君が名物。 お土産屋さんもたくさんあります。

○新栄の丘展望公園

美瑛市街から新栄の丘に向かってくるとすると,はじめはあまり景色が良くないのですが,新栄の丘までくれば一気に視界は広がります。丘を一つ隔てたところには三愛の丘の展望公園も見えています。

○三愛の丘展望公園

第3の展望台。北西・新栄に比べると十勝岳連峰にだいぶん近くなって,ダイナミックな眺めとなります。反対側には美馬牛小学校の尖塔。周辺は自然が豊かなところでさわやかな雰囲気です。


以上,美瑛の丘の定番スポットを紹介させていただきました。観光シーズンには大型観光バス,マイカーで駐車場は停めるところもないぐらい混みますのでご承知おきください。


美瑛の丘の特徴は何といってもさまざまな農作物がおりなすパッチワークだと思います。春の畑おこしから,秋のに霜が降りるまで,そして厳しい冬。美瑛の丘はいつ訪れても違う表情を見せてくれます。また,畑に植える作物は年によって変わりますので,同じ時期でも年によって景色が変わります。ですから1回ですべてを見るというのではなく,何度も訪れてみてください。晴れがすべてではありません。雨の日もよいものです。

上で紹介したスポットは「点」ですが,美瑛の丘は点でも線でもなく面的な広がりを持った観光地です。こういう観光地は全国的に見ても珍しいのではないでしょうか。点から点へ移動する間,運転手以外の方は前ばかり見ていないで,きょろきょろ見渡してみてください。そうすれば見どころはいくらでも見つかるはずです。

忘れてはならないのが,あの景色をつくっているのは農家の方々だということです。観光業者が作り上げた観光地ではないのです。農家の方々にとっては丘の風景は日常生活そのものなのです。丘というのは農業を営むのにはむしろ厄介な地形です。そうした農家の方々の苦労を丘の景色に重ね合わせてて見るとき,丘はいっそう美しく見えるはずです。そして特に都会から来た人たちは,普段自分たちが食べているものはこういうところで作られているんだということに気づいてほしいと思います。

 [富良野・美瑛特集]