北海観光節>小さな旅行記>JRとバスで巡るラベンダー先どり紀行
2006年7月1日(土)
ラベンダーのシーズンは,7月中旬から下旬にかけてであり,特に今年は天候不順が続いていることから,花を見るにはまだまったく時期尚早なのだが,今日から「かみふらの周遊観光バス」が運行を開始するとのことで,一日散歩きっぷで出かけてみることにした。
今朝は早起きをして,始発列車で出発。
ホームの洗面台が撤去されて寂しくなったが,風情あふれる滝川駅。ホームに降り立つだけでさわやかな気分になる駅だ。
富良野到着。まだシーズン前とあって観光客の姿は少ない。
今年は「はなたび北海道」キャンペーンの一環で,ファーム富田の開花状況が道内各地の駅で掲示されている。画期的な企画だと思ったが,札幌駅などでは3週間も写真が更新されておらず,これでは逆効果ではないか。
キヨスクでは駅弁「ふらのとんとろ丼」がうずたかく積み上げられていた。観光シーズンには売り切れ必至の人気駅弁だ。
さて,旭川行きの列車まで小一時間の余裕があるので,市街を散策してみよう。
富良野・美瑛広域インフォメーションセンター
富良野駅の隣にある観光案内所。富良野・美瑛エリアの観光情報を網羅的に取り扱っており,ガイドブックやインターネットでは得られない情報も豊富にあるので,富良野に着いたらまず最初に訪れるとよい。
今日はようやく夏らしい日差しが戻ったが,芦別岳にはまだ雪渓も残っていた。
富良野物産センター
ここは食べ物関係のお土産を取り揃えているのでおすすめだ。
ホクレンショップあさひ店
富良野駅前では再開発が急ピッチで進められているが,新生商業施設の第一弾として昨年12月1日にオープンしたホクレンショップあさひ店。農村都市富良野の牙城として3階建ての威容を誇っていた旧店舗と比べると,いくぶん寂しくなってしまった。
懐かしの旧店舗 |
札幌から特別急行フラノラベンダーエクスプレス1号到着。少しお金を余計に払えば,札幌を2時間遅く出発しても,ここで富良野に追いつくのである。
それにしても,この列車の塗装はのどかな田園風景をぶち壊すものである。
外国人旅行客のために,駅員さんがパネルを持って乗り換えの案内をしていた。
2両編成の列車は東洋系の外国人観光客でほぼ満席になっていた。大部分の観光客は中富良野駅で降りた。
線路際にはタンポポが咲き乱れていた。
おなじみの上富良野駅に到着。