北海観光節小さな旅行記バスで行く十勝岳紅葉先どり紀行

十勝岳スカイラインバス

望岳台

 

十勝岳山頂を眼前に望む望岳台。今日はレストハウスも営業していた。

 

食券の自動販売機は古い1000円札と500円硬貨しか使えない旧型だった。

望岳台14:54発→白金温泉ホテル15:04着 十勝岳スカイラインバス 上富良野号2便

 

14時52分,吹上温泉方面からやってきた十勝岳スカイラインバスが到着した。添乗員さんが降りてきて,出発は15時だと告げられた。定刻では14時54分出発なのだが,お客さんが降りて観光したいというので,美瑛駅到着に遅れを生じない範囲で下車観光時間を設けたという。

とりあえず,乗車料金500円を支払う。チラシには「お得な前売りバスチケット(抽選券付) 1日乗り放題500円」とあり,途中から乗る場合は前売り券は購入できないのでどういうことになるのかと思ったが,結局途中から乗っても同じ乗車券を渡されるようである。

事前予約の電話代に150円かかっており,わずか5kmの乗車に650円とは高くついたが,このような利用はあまり想定していないのだろう。

乗客はわたしを含めて6人だった。このバスは朝美瑛を出発して上富良野で折り返してきた便だが,今朝上富良野で見たバスと比べると,運転手さんや添乗員さんの愛想がめったやたらとよい。

望岳台を出発すると,「今日最後の抽選会です」といって関西弁の添乗員さんが派手な「抽せん箱」を持って回ってきた。当たりくじが出たら,どこかの電器屋みたいに太鼓でも叩き出しそうなノリだった。

昭和63年の噴火後に整備された新道。

空中避難路や泥流の流路溝が独特の景観をなしている白金温泉街。

白金温泉ホテルで下車。黒い背広を着た番頭さんが迎えてくれた。

白ひげの滝

鮮やかな青色の水が印象的な滝。しかし,今日は茶色い。雨が降ったわけでもないのにどうしたことだろうか。

白金温泉ホテル

 

白金観光ホテルは何十回も入浴したことがあるので,今日は白金温泉ホテルで入浴してみる。

内風呂は観光ホテルより小さかったが,白ひげの滝の真上にある露天風呂は圧巻だった。

白金観光センター

 

温泉街の中心にある観光案内所で,常駐の案内員が詰めているほか,簡易郵便局も入っている。国鉄バス美瑛線の記念スタンプもあった。

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