鵡川駅待合室に掲示されていた道南バスの路線図。今日は鵡川から日高まで道南バスで移動するので,路線図に行程を書き込んでみた。
路線図には既に廃止になった路線も残っている。例えば旧富内線の路線をなぞって富内から幌毛志に至る区間は現在運行されていない。また,日高から千栄までの区間も,現在は町営バスに移管されている。
国鉄富内線の転換バス。乗客は自分を含めて6名と意外に多かった。
鵡川はシシャモの町。10月から11月にかけては店の前にすだれ干しのシシャモが並ぶ。
清流鵡川。
バスは途中で怪しげな道に入った。
21世紀とは思えない風景。
その後も次から次に茅葺きの農家が車窓に現れた。道内でも厚真,穂別方面は茅葺きが多く残る地域であるが,これほどたくさんあるのは珍しい。
ボンネット型のトラックとすれ違う。何か北海道ではなく,岩手の山奥でも旅しているかのような錯覚に陥る。
平取入口で下車。平取入口といっても,平取との間には胆振と日高の分水嶺が横切っている。運転手さんに降りて大丈夫かと心配されたが,わざわざここから国境を越えて平取に向かう人は多くないのだろう。