北海観光節小さな旅行記錦秋日高路

振内市街

 

振内市街の北の外れにある営林署前で下車。大木が茂る並木道を抜けた奥に営林署の庁舎があったが,窓には板が打ち付けられてすっかり寂しくなっている。

振内市街地。現在も1000人近くが住み,ひととおりの店が揃っている。

スポーツ用品や文具,書籍も扱っている米穀店。

 

家電販売店が2軒もあった。そういえば平取市街でも家電屋が目立っていた。近年は家電量販店の台頭で,既存の家電小売店は壊滅的な状況だが,ここではまだ昔ながらの家電屋が健在である。

 

しかし,この貫禄ある商店街もまもなく見納めである。商店街の南から歩道拡幅工事が始まっており,いままさに解体中の商店や旅館もあった。

振内鉄道記念館

 

国鉄富内線の振内駅跡は立派なバスターミナルに生まれ変わり,内部は鉄道記念館になっている。10月いっぱいは16時まで開館しているとの情報だったが,施錠されていて中には入れなかった。

ホームに保存されている駅名板。

構内はホームと線路がそのまま保存され,サハリン帰りのD51型機関車とライターハウスに使用されている旧型客車2両が展示されている。

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