北海観光節小さな旅行記コレゾ旭川

高速紋別号

琴似6:20発→札幌6:26着 函館本線 札幌行き普通列車

いまでは珍しくなった赤い電車で,まずは札幌駅へ。

 

今日は第一目的地の神居古潭へ最も早くたどり着ける手段として,7時発の旭川行き高速バスを選んだ。旭山動物園に行く家族連れなどで混み合うかもしれないと思い,早めにバス乗り場へ着いた。

ところが,ターミナルの時刻表を見てあせった。7時発の便は実は紋別行きで,予約制だったのである。横に12月1日から座席が指定になったというお知らせが貼ってあった。窓口は早朝のため営業していない。ローソンでも発券できるとあったので,北口のローソンへ走る。慣れぬ端末のボタンを操作してようやく高速紋別号の予約のページまではたどり着いたが,7時発の便だけ表示されない。もう発車10分前なので,予約を締め切ったのだろうか。

札幌駅前ターミナル7:00発→高速納内8:23着 北海道中央バス 高速紋別号

どうも最近の旅行は出だしからつまずくことが多くていけない。これはもう泣き落としで頼み込むしかないと覚悟を決め,バス乗り場に戻って乗務員に問うと,いとも簡単に「予約はいりません」と言われた。ほかの乗客もほとんどが予約をしていないアウトローな人達だった。

こういうこともあろうかとは思っていたが,厳格なルールに慣れている鉄道旅行者にとって,このいい加減さは我慢がならぬことである。

バスは意外に空いており,旭山動物園に行くふうの人もいなかった。やはり札幌〜旭川間の移動に関しては,多少料金が高いにせよ所要時間が短いJR特急が圧勝しているようだ。

連休中日の行楽日和だが,早朝のため高速道路もさほど混んでおらず,快調に走っていく。

快調に走っていたのに,なぜか定刻より7分遅れて到着。

 

中央バス深旭線の納内6丁目バス停待合所には「高速納内バス停」と書かれており,いちおう高速バスと路線バスの相互乗り換えが考慮されているようである。

ここで納内6丁目8時26分発の旭川行き路線バスに乗り継ぐ予定だったが,やはりバスで3分乗り継ぎというのは無謀だった。

しょうがないので神居古潭まで歩く。4kmほどなので歩いてもたいしたことはない。

 

函館本線旧線を利用したサイクリングロード入口。神居古潭へはこの道を行ったほうが若干近いが,事前情報ではトンネル崩壊のため通行止めとのことで,無難に国道を行くことにした。

神納橋と神居山 石狩川

ここでは石狩川が深川市と旭川市の市界になっている。市界は雨竜郡と上川郡の群界,空知支庁と上川支庁の支庁界でもあるが,国境ではない。旭川も石狩川が流れている以上,国は石狩なのである。

昨日から運行を開始した増毛ノロッコ号。

国道12号「カムイ国道」に出る。

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