青函旅行記

恵山温泉

恵山温泉旅館

モンテローザから歩いてすぐの恵山温泉旅館で入浴する。実は今回の旅行でいちばん楽しみにしていたところだ。pH2.1という強酸性の温泉。私は酸っぱい温泉が大好きだ。お湯は3km先の火口原から自然流下させているという。間欠泉の性質があるのか10分周期くらいで突然鉄砲のように湯が吹き出してくる。お湯をすくって一口ごくんと飲み込んでみた。すると酸っぱさと共に非常な渋みがあり,半分吐き出してしまった。飲んでおいしいのは川湯温泉のほうだ。また同じ酸性泉でも川湯温泉はタオルの色が変わらないが,ここは噂どおりタオルを一本だめにしてしまった。それだけ成分が濃いということで,体には効きそうだ。


温泉旅館の駐車場から金龍閣繖山恵龍王子大観世音菩薩を見る。


菩薩の手前では河川改修工事が行われており,接近困難。


金龍閣へも厳重なバリケードがあり,接近困難。(物理的に厳重なわけではないが,モンテローザに比べるとこちらのほうが入ってはいけない雰囲気を感じた)


恵山大権現。こちらは古くからの地元の神社。あまり手入れされていない。

恵山は恐山の姉妹霊場だというが,やっぱり恐山のほうが断然風格がある。

恵山登山口バス停 バス停向かいのきれいなトイレ

 

恵山温泉がむかし原田温泉といったのは知っているが,いつ頃の看板だろう。 この看板も古いが,御崎にあった石田温泉はモンテローザの近くに移転し,今年6月にオープンしている。

次へ