2003年8月23日(土)
今日は大曲の花火見物の日だが,午前中は時間があるので岩手県立博物館に行ってみる。
ホテルのすぐそばにバス停があり,非常に便が良い。
運転手さんに乗り継ぎのバスを教えてもらい,順調に博物館前に到着。
わたしも最近岩手県にはちょっと凝っているので,県立博物館は一度来たいと思っていた。建物の雰囲気も展示の構成も北海道開拓記念館と良く似た感じだった。さすがは県立博物館,朝早くからちらほらと見学者が来ている。お爺さんお婆さんがお孫さんを連れて来ているようなパターンが多いようだった。
入り口近くの地質の展示からお婆さんは丁寧に解説文を読んでお孫さんに聞かせる。最初からそんなに力を入れると後まで持たないぞ,と思っていると,案の定,土器のコーナーに来た頃にはお孫さんは飽きてどんどん先へ行ってしまった。
わたしはここで約2時間半の見学時間をとったが,つまみ食いのように見学しても結構時間が足りなかった。閉伊という場所が岩手県の中でどういう位置付けなのかということに注目していたが,結局閉伊は岩手の中でも辺境の地であり正史にはほとんど登場しない場所であるということがわかった。オシラサマの現物を見ることができたのは良かった。
松園バスターミナル。「基幹バス」が盛岡駅との間を頻繁に行き来しており,このターミナルから各方面に支線バスが出ている。このターミナルから(まで)バスに乗ることも可能だが,基本的には乗り継ぎのためのターミナルで,乗客はのりつぎ券を取って次のバスに乗り継ぐ。このようなシステムは今まで見たことがなく,合理的だと思った。
松園バスターミナルにて。
4月に入りそびれたさわや書店3階の柳家に入る。見た感じいかにも人気がありそうな店で,いまインターネットで調べてみるとやはり盛岡では有名なラーメン屋のようだ。ここはキムチ納豆ラーメン(880円)が名物のようで,わたしもそれを頼む。ライスはなかった。店主は年配の方だったが異常に威勢が良く,びくびくしながら食べた。うまい。が,怖い。
ラーメンを食べている人の中にもこれから大曲の花火を見に行く人がおり,タオルを持っていくべし話していたので,わたしもそれを聞いてコンビニでタオルを買った。
昼の盛岡。