北海観光節旅行記クリスマス三都物語

北島三郎記念館

函館市営熱帯植物園

 

湯の川温泉の熱を利用した熱帯植物園。

 

サル山とサボテン。

 

園内にはクリスマスツリーやサンタクロースっぽいものもあったが,何か寒々しい。どうやらクリスマスイルミルーションは昨日で終了したようである。明日が本当のクリスマスだというのに少し早すぎないか。

函館市電湯ノ川電停

今日はバス・市電1日乗車券を使って市内を散策する。

函館駅に近づくにつれ,車内はだんだん混んできた。1人分だけ席が空いていたところに2人連れがやってきて,男は彼女を座らせた。そこですかさず,隣に座っていた少年がさっと手をさしのべて席を譲ったのはとても粋に感じた。

ところが男は遠慮して座らない。やがて後からやってきた別の2人連れが,2人で座るには少しきついそのスペースに無理矢理腰を下ろした。

私には2人連れがみんな天使のように見えてしまうが,実際には善人の2人連れ,悪人の2人連れ,2人連れといってもいろいろである。

末広町で下車する。

北島三郎記念館

 

大変に評判がよいようなので一度来てみたかった北島三郎記念館。ホテルの1階から3階までが北島三郎とGLAYの記念館になっている。受付は共通でそれぞれ別料金だが,「おとな1名です」と言うと「北島三郎記念館のほうですね」と確認された。見た目でだいたいどちらの客かわかるのだろう。

 

館内は案内係の女性の説明を聞きながら見てまわる。列車の座席に腰掛けると,実際に車窓が動いて見えたり,かなり凝った展示である。

こういう施設だから案内の人はやはり芸能人の卵とかなのであろうか。まるで舞台俳優のように言葉が心に伝わってくる熱のこもった説明で,この人の説明を聞けただけで入館料1500円の価値はあったと思った。

最後は「まつり」の大舞台を見学。

ロボットの北島さんが熱唱。

次へ