北海観光節旅行記北国街道ゆく年くる年

高岡大仏

宇奈月温泉13:15発→電鉄富山14:45着 富山地方鉄道 電鉄富山行き普通電車

宇奈月温泉駅ではパタパタ式の発車時刻案内が健在だった。

 

富山地方鉄道では,冬休み期間中7日間連続乗り放題で2000円という破格のきっぷを発売していた。気づくのが遅れて,普通乗車券を購入。

上市で方向転換。

今年5月に開催された「日本民謡フェスティバル2005」では越中おわら節を歌った方がグランプリに輝いた。その歌唱力は圧倒的で,最初の一節を聴いてこれはすごいと思い,とっさにビデオデッキの録画ボタンを押してしまったほどである。その方はここ上市町の人だというが,ぜひとも生で聴いてみたいものである。

電鉄富山駅到着。

富山14:45発→高岡15:12着 北陸本線小松行き普通列車

 

富山といえば「ますのすし」であるが,これを車内で食べて難儀した経験があるので,助六寿司に。助六といっても,ますのすしが二切れ入って,350円。粋な詰め合わせである。

高岡到着。高岡という町も一度訪れてみたかった。

高岡大仏

台座の下が回廊になっていて,胎内拝観も可能。

坂下町通り。

ひな人形の店がずいぶんと多かった。年の暮れにひな人形を買う人などいるのだろうか。

山町筋

重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。

ドラえもんの遊歩道

 

高岡は藤子・F・不二雄先生の出身地。それが高岡に来たかった理由の一つである。

藤子両先生が通ったとされる文苑堂書店。高岡市には「まんが道」ゆかりの地が点在している。

昭和61年から62年にかけてNHK銀河テレビ小説で『まんが道』が放送されたとき,それまで漫画などとは無縁だった祖母が,「ばあちゃんがこんなドラマ見るなんて珍しいでしょ」と言って熱心にドラマを見ていたのを覚えている。祖母も藤子先生の生き方に魅力を感じていたのだろう。

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