北海観光節旅行記八割方TOKYO

表参道

伊豆急下田13:42発→小田原15:26着 特急踊り子112号

 

松崎と下田を見て,今回はこれで伊豆を離れる。伊豆はまたそのうち1泊2日くらいで訪れてみたいと思う。

片瀬白田駅付近から伊豆大島を望む。

小田原15:41発→東京16:17着 東海道新幹線 こだま656号

小田原でわざわざ新幹線に乗り換えたのは,東京から新潟行きの上越新幹線に乗り継ぐためだったが,どうやら日本海側が荒れ模様になっているようで,JRの携帯サイトで調べると列車の運休が発生しているらしかった。

 

今日はこれから新潟で鶴岡行きの特急いなほに乗り継ぎ,羽黒山の松例祭を見たあと,特急日本海で秋田に向かう予定である。秋田からは玉川温泉で入浴したあと,盛岡に寄って帰路につくことにしている。

しかし,日本海は運休確定との情報が入った。いなほも遅れや部分運休が発生しているようである。

東京に着くまでの間,時刻表をバタバタめくって今後の行程を検討したが,潔く羽黒山,玉川温泉行きをあきらめるべきか,わずかな可能性に賭けてみるべきか,なかなか定まらなかった。

そして出した結論は,東京駅に着き次第,特急日本海から特急あけぼのへの変更を試みるということだった。日本海が運休ならば,あけぼのもほとんど絶望的だとは思ったが,やはりかすかな望みに託すことにしたのである。

東京駅到着。駅に着くと「新潟からの特急いなほは全便運休」との放送が繰り返されていた。これはあけぼのへの変更を試みるまでもなくもう全然だめである。残念というか,むしろ,いなほ運休を早く知らせてくれたことをありがたく思った。

コンコースのみどりの窓口には長蛇の列ができていたが,八重洲中央口の窓口はなぜか空いていた。

東京から先,秋田までのきっぷをすべて払い戻す。払戻総額21800円。こういう場合,駅員さんは親切である。途中まで使用した乗車券の前途払い戻しも初めて経験した。乗車券は一ノ関→大宮→小砂川と通しで購入すればもっと安く済んだはずだが,こういう事態になることを想定して,行きと帰りで分けて買っておいたのは良かった。

東京17:02発→新宿17:16着 中央本線 青梅行き快速列車

東京駅にいては落ち着かないので,これからの予定を考えつつ,とりあえず原宿に向かうことにした。

新宿17:18発→原宿17:22着 山手線内回り

山手線に乗り換え。

原宿駅に到着。

 

表参道には明治神宮の初詣に備えて出店が並んでいた。

東京で夜に時間ができたときは,表参道によく来る。今月の初めにも,ケヤキ並木のイルミネーションを見に訪れたばかりだ。

そして,食事は必ず山頭火でする。地元のラーメン屋が表参道にあるというのは誇らしいし,閉塞感漂う世の中にあって,この店には何か希望に満ちた雰囲気があって元気をもらえるからである。

ラーメンを待つ間,時刻表をめくってこれからの予定を考える。

塩ラーメン850円+ライス150円をいただく。

今年11年ぶり復活したケヤキ並木のイルミネーション「表参道H.I.S.イルミネーション ベルシンフォーニー」。先日来たときは,歩道橋が通行禁止になっていたが,今日は見物客も少なく,いくらかゆっくりと見ることができた。

  

表参道ヒルズのイルミネーション。

「表参道H.I.S.イルミネーション ベルシンフォーニー」の一環で実施された,表参道ヒルズ地下3階のスケーティングシアター。

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