北海観光節旅行記東日本縦断旅行

伊香保温泉

前橋19:08発→新前橋19:12着 両毛線 高崎行き普通列車

今夜の宿を取っている伊香保温泉に向かう。

新前橋19:26着→渋川19:41着 上越線 万座・鹿沢口行き普通列車

山は降りたものの,夜になってかなり冷え込んできた。ホームで列車を待つ時間が長く感じられた。

渋川駅19:46発→伊香保温泉20:10着 関越交通 伊香保温泉行き

かつては高崎,前橋から渋川を経由して伊香保温泉まで,路面電車が走っていたというが,いまはバスが温泉まで結んでいる。バスの便はかなり良い。

本日の宿,石坂旅館に到着。一人旅で温泉宿に泊まろうと思っても,あまりいい宿は期待できないが,ここは予約サイトでの評判が比較的良かった。帳場で名前を名乗ると,ボーイさんが「女将からはもう全員入ったと聞いている」といぶかしがっていたが,宿帳にはしっかりと私の名前が書いてあった。

しかし,それからの対応は良く,夕御飯は外に出ようと思っていると伝えると,「どうぞどうぞ行ってらっしゃい」と,地図でおすすめの店を何軒か紹介してくれた。

部屋は暖房のエアコンががんがんかかっており,こたつやポットの電気まで入っていた。もったいないので,すぐにこたつとポットのスイッチを切り,エアコンの設定温度を下げた。

まずは温泉街を散策してみる。伊香保温泉といえばこの石段。

 

射的場が2軒あった。

365段の石段を登る。

 

お土産屋はほとんどが閉まっていたが,かろうじて駄菓子屋と民芸品店がまだ営業していた。ただ,売っているものは,ここでしか買えないというものではなく,いまいち魅力に乏しかった。

 

石段のいちばん上に,伊香保神社があった。

 

旅館ですすめられた,「ふきのとう」で夕食とする。今日初めてのまともな食事だ。野菜炒め定食,750円。

 

21時過ぎ,旅館に戻った。建物は昭和38年の建築と古いが,当時としてはかなりモダンだったと思われる。古いだけに温泉は本物で,かけ流しの伊香保の湯を堪能した。「お前,伊香保温泉に入ったことはあるか」と聞かれたときには,「はい,あります」と自信を持って答えることができそうである。

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