北海観光節旅行記熊野古道と北リアス線

熊野古道と北リアス線 2012.12.28〜2013.1.3

2013.2.2 旅立ち〜八木新宮線作成
2013.2.11 十津川温泉〜発心門王子作成
2013.2.17 伏拝王子作成
2013.2.24 野中の一方杉作成
2013.3.3 近露王子〜熊野速玉大社作成
2013.3.9 浜王子〜初日の出列車作成
2013.3.31 那智山〜ホテル浦島作成
2013.4.7 なばなの里〜宮古初売り作成
2013.4.29 田老〜帰路作成

就職して以来,実家で過ごした2004年を除いて毎年続けてきた年末年始の旅行も,今回で11回目となった。もちろん国内で行っていないところはたくさんあるが,世界遺産級の観光地で大きな空白地帯として残っていたのが熊野であった。

熊野は特別な場所であった。それゆえ,熊野の訪れるのはまだ早いと思って,大事にとっておいたのだが,今年熊野を訪れることに迷いはなかった。1年というのは短いようでいて,いろいろな心境の変化があるものである。

調べてみると,熊野は神社仏閣ばかりが貴重なのではなく,熊野古道という道そのものに価値があって世界遺産に指定されているのだという。その熊野古道も,昭和の初めくらいまでは生活道路であったところが少なくなく,自動車の普及によって一度荒廃した後,近年復元が進み,容易に歩けるようになったとのことである。これは,毎年歩いている鬼峠にも通じるものがあり,生活道路としての熊野古道をしっかり体感してみる必要があると思った。

熊野で初詣をした後は,正月を少し長く休めることになったので,陸路で帰ることにした。せっかくなので,東北のどこかに立ち寄ろうと思って,ずいぶん迷ったのだが,宮古から北の交通機関が昨年に比べてかなり復旧していることを知り,三陸鉄道北リアス線経由で帰途につくことにした。


急行はまなす〜東北新幹線はやぶさ〜東海道新幹線のぞみを乗り継いで,まずは一気に京都へ。

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