北海観光節旅行記白鬚神社と沖縄・東北

鍾乳洞

いよいよ市街を離れ,水田の畔を歩いて鍾乳洞へ向かう。

具志堅用高記念館から20分ほどで,鍾乳洞の入り口に着いた。

しかし,2つある鍾乳洞の看板が,逆方向を矢印で指しているので驚いた。

よく見ると,左を指しているのは食堂である。鍾乳洞は右側なんだなと思って,右に進んだ。

八重山自然村入口。

きれいに芝が手入れされたアプローチが続いたが,倒れた人形を見て,ひょっとして引っかかったかなという思いが頭をかすめた。

受付。離島ターミナルでもらったリーフレットとイメージが異なる。

入り口にあったリーフレットを手に取ってみると,そっくりだが,よく見ると鍾乳洞の名前が異なっていた。

不可解ながら,とりあえず入場料を払った。受付の人は,とてもフレンドリーだった。

鍾乳洞を見学する前に,園内をぐるっと一周することになる。

動物化石洞 せせらぎ音鍾乳洞 水牛鍾乳洞

遊歩道には小さな鍾乳洞が点在していた。

自然小動物たちの宿。

海人の家。

千本足ガジュマル。

 

貝・サンゴ化石展示館。

そして車道を延々5分くらい歩いたところに,メインの龍神鍾乳洞があった。

無人で寂しい感じがしたが,規模としては相当のものである。

ここまで来ても,「世界初!鍾乳洞イルミネーション」がなかったことで,石垣島鍾乳洞とはまったく別物だったことを確信した。

しかしもう時間がない。飛行機は18時25分発,ただいまの時刻17時10分。ところが,念のためスマートフォンで飛行機の発着予定を確認してみると,出発時刻が19時に遅延になっていた。運良く30分ほどの余裕ができたので,急いでもう一つの鍾乳洞に行ってみよう。

あらためて石垣島鍾乳洞に向かう。

アプローチに関して言えば,廃車の解体場などがあり,八重山鍾乳洞に比べてひどくすさんだ感じだった。

石垣島鍾乳洞に着いた。歩くとかなり遠かったが,八重山鍾乳洞とは背中合わせの位置関係にあるようだ。

切符売り場の雰囲気もずいぶん異なる。観光ガイドブックはもっぱら石垣島鍾乳洞を紹介しており,個人観光客はこちらの方が多いようだ。

乙姫御殿。

世界初という鍾乳洞イルミネーション。

 

長寿の湖付近。昨日,今日と,ここで19時半から川門正彦氏によるライブが行われている。

物産館。八重山鍾乳洞とまたまったく異なる雰囲気である。

2つの鍾乳洞について,どちらが良いかということは言いづらいが,違う方向を目指していることはたしかだろう。

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