北海観光節旅行記白鬚神社と沖縄・東北

大神神社

那覇空港18:55発→神戸空港20:45着 SKY398便

今回の旅行4回目のスカイマーク便。遅れやすいというスカイマークも,まあまあ順調な旅だった。

座席下にはコンセントがあって助かった。すべての飛行機に備わっているわけではないようなので,今日はデジカメの撮影を少し抑えていたが,充電して余裕ができた。

機内は沖縄帰りの観光客が多く,まったりとしていた。

神戸空港も静まり返っていた。広々とした洗面所も独り占めの状態で,初詣に向け,ゆっくりと髭剃りなどした。

神戸空港21:20発→三宮21:38着 ポートライナー 普通三宮行き

もう紅白歌合戦も後半が始まっている時間だ。

車窓からポートタワーや観覧車を望む。カウントダウンイベントを調べてみたが,最近は神戸も不景気なようで,これといったものはなかった。

三ノ宮21:44発→大阪22:12着 東海道本線 米原行き快速列車

今回の旅行初めてのJR乗車。先ほど那覇中央郵便局で受け取った荷物には,全国版の大型時刻表も入っており,ようやくいつもの旅の始まりだ。

22:19大阪発→鶴橋22:34着 大阪環状線 外回り天王寺行き

いつもはまだまだ通勤客でごった返している時間だろうが,今日はさすがに静かだ。

しっかり着込んだ父子,いざ出陣と言った顔つきでリュックを背負った人。たぶんこれからどこかの神社に初詣に行くのだろう。

近鉄鶴橋駅にて。通常であれば,宇治山田行きは19時53分発が最終。こんな時間に宇治山田行きがあるということは,もう終夜運転が始まっているということだ。式年遷宮が行われた今年は,伊勢神宮で初詣をする人も多いだろう。

鶴橋22:48発→桜井23:19着 近畿日本鉄道大阪線 快速急行青山町行き

電車を乗り継ぎ,初詣をする大神(おおみわ)神社の最寄駅・三輪駅へとひたすら向かう。

今年も残すところあと1時間。電車に乗っている人の半分以上は,スマートフォンと見つめ合って自分の世界に入っていた。はたして何を見ているのだろう。こんな時間に紅白も見ず,ネット上でのおしゃべりに付き合ってくれる人がいるなら幸せなことだ。しかし,多くの人は文字を打つわけでもなく,ひたすら画面を見ているだけだった。みんな孤独なのだ。

向かいに座っていた中年男性は,日本中の疲れたお父さんの代表のようで,紙袋にオードブルをどっさりと抱え,大股広げてビールをがぶ飲みし,型の古い携帯電話にイヤホンを指して何かのテレビを見ていた。

缶チューハイを手に,先に降りた仲間とガラス越しに乾杯をし合うというような光景も,大晦日ならではだ。

桜井23:28発→三輪23:31頃着 桜井線 奈良行き普通列車

 

再びJRに乗り換え。桜井線も終夜運転の特別ダイヤに移っていた。

桜井から1駅の三輪駅で下車。下りホーム側の臨時改札口が開放されていた。

駅を出ればすぐ大神神社の参道だ。

ものすごい数の露店が出ていた。今まで訪れた正月の神社の中ではいちばん多いかもしれない。

5分ほどで二の鳥居に到着。

大神神社は大和国一宮で,日本最古の神社の一つとされる。年が改まるとともに繞道祭という神事が行われることでも知られている。

鳥居から間もなくのところで,列の最後尾に着いた。

ここで,0時まで20分ほど待つこととなる。

恒例によって,年が変わる10秒ほど前から誰かがカウントダウンを始め,年が変わると同時に,まわりにいた少女たちは飛び上がった。

2014年1月1日(水)

いよいよ初詣の開始。「しばらくお待ちください」のプラカードは電飾付きと凝っていた。

0時18分,手水舎に立ち寄る。

0時25分,拝殿にて初詣。この神社は本殿を持たず,背後の三輪山を御神体としている。

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