北海観光節旅行記白鬚神社と沖縄・東北

白鬚神社と沖縄・東北 2013.12.27〜2014.1.2

2014.2.2 沖縄へ〜高那旅館作成
2014.2.9 なごみの塔〜星砂浜作成
2014.2.11 ンブフル〜かまどま荘作成
2014.2.16 船浮集落〜白浜旧道作成

2014.2.23 祖納・干立集落〜アメリカンビレッジ作成
2014.3.2 琉球村〜コザ十字路作成
2014.3.16 中城城跡〜普天満宮作成
2014.3.23 首里城〜国際通り作成
2014.3.30 大神神社〜桧原神社作成
2014.4.6 狭井神社〜近江舞子作成
2014.4.13 白鬚神社〜山中温泉作成作成

2014.4.20 酒田へ〜盛岡・仙台・帰路

昨年熊野古道を歩いたのがつい昨日のことのようなのに,もう年の瀬だ。今年はどこで初詣をしようかと考えて,琵琶湖のほとりにある白鬚神社にした。4人いるはずの曾祖母のうち,私が知るのは1人だけであるが,その曾祖母とは子どもの頃,母や祖母よりもむしろ濃密な時間を過ごしており,この頃になって,良くも悪くも受けた影響の大きさを痛感している。曾祖母は滋賀の生まれで,旧姓を白髭と言い,白鬚神社にゆかりがあるという。

仕事納めから元旦までの4日間は,沖縄に行くことにした。沖縄は国内で唯一未踏の県だった。実のところ,リゾート地や米軍基地としての沖縄は,あまり魅力的に感じられるものではなかった。しかし何年か前に,沖縄では「字誌(あざし)」の出版が盛んだという話を聞いてから,沖縄に関心を持つようになった。「字誌」というのは,市町村よりもっと狭い「字」単位の地方史である。歴史が新しく昔が近いだけに郷土愛が一段と強いのだろう。その意味では,北海道と通ずるものがある。そういう沖縄に行って,メディアからはあまり様子がわからない集落を,ゆっくりと歩いてみたいと思った。

今回の旅行では,飛行機に何度も乗ることになるので,復路はせめて陸路で北上したいと思った。と言っても,今年はJR北海道が悲惨な状況で,JR西日本の車両で運行しているトワイライトエクスプレスの利用を考えたのだが,結局東北を素通りすることに耐えられず,盛岡に寄ったあと,八戸からフェリーで戻ることにした。ただ,結果的には強風による羽越本線の遅れでフェリーに間に合わず,帰路も飛行機を使うことになった。

次へ