江差線

木古内 きこない 有人駅
上磯郡木古内町字本町
昭和5年10月25日開業
標高4m  1454人
3面5線
みどりの窓口600-2000
キヨスク740-1830
2001.1.15下車

●木古内駅

もともと江差線と松前線の分岐駅だったが,今では津軽海峡線の北海道側の要衝として,運転面でも保線面でも重要な役割を担っている。木古内町は人口6千人余りの小さな町だが,駅の利用者は知内,福島,松前,江差など広範囲に及び,活気がある。5番線まであるが,もともと構内が余り広くなかったためか,ホームの幅は非常に狭い。それでも12両分の長さがある。橋上駅で2階にみどりの窓口,待合室,キヨスクがあり,1階には物産屋が入っている。また,駅前には松前・函館方面のバス待合所がある。

木古内駅に入線する特急はつかり盛岡行 青函トンネルから出てきたのは東北新幹線の車両

●見どころ

□ビユウ温泉 のとや

国道228号を函館方面に1.5km。大浴場には5種類の浴槽あり,日帰り利用にも好適。

日帰入浴600-2200 500円

□薬師山展望台

駅の北1km。箱館戦争の激戦地。津軽海峡一望。

□寒中みそぎ祭り

毎年1月13日〜15日。170年余りの伝統を誇る奇祭。厳寒の中で4人の若者が裸になって水をかぶる。ただそれだけのことで,何百何千人という見物客を引きつけてしまうのだからすごい。会場のみそぎ浜は駅前徒歩10分,佐女川神社は駅裏徒歩10分。(2001.1.14-15見物)

14日夜のみそぎ行列 行列は木古内駅の中を通過する
佐女川神社。みそぎ太鼓やみそぎ囃子が披露される 気温は氷点下10度を下回るが,神社の光は暖かい
行修者が石段を降りてくる 神社境内での水ごり。14日から15日にかけて何度も行う。
15日の昼にはみそぎ祭りのメイン,みそぎ浜での水ごりが行われ,函館から臨時列車で多数の見物客が訪れる。隣接するみそぎ広場では,みそぎ鍋が無料でふるまわれる。

 

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