神明 | しんめい | 無人駅 | |
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檜山郡上ノ国町字神明 | |||
昭和32年1月25日開業 | |||
標高66m | 8人 | ||
単線 | |||
木古内より18.6キロ 吉堀より13.2キロ |
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2000.8.3下車 |
峠越えの区間で,駅間距離は13.2kmと長い。右手に萱葺きの納屋が2棟見える。本州でも萱葺きは姿を消しつつあるが,北海道では非常に珍しい。線路は木古内川に沿い,だんだんと谷が狭くなってくるが,わずかな平地を利用して稲が作られている。そして畑もなくなり,いよいよ山深くなってくると25‰勾配の峠越えに挑み,列車の速度は歩くほどに遅くなる。峠の名は稲穂峠。渡島と檜山の支庁界だが国境ではない。トンネルを抜けて上ノ国町に入ると,上りよりはやや緩やかな勾配で谷を下って行く。次ぎの神明駅まで人家はない。
板張りの待合室があるだけの秘境めいた駅で,待合室の中にはそれなりものがある。駅前は小集落で,ここから東に神明ノ沢川に沿って樺太からの引揚者が開拓した農地が続いている。またこの駅の奥には昔鉱山があったそうで,神明石という霊験あらたかな石が拾えるという。
特になし
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