函館本線

もり 有人駅
茅部郡森町字本町
明治36年6月28日開業
標高3m  1302人
2面3線
函館より49.5キロ
東森より1.8キロ
みどりの窓口500-2220
待合室010-430閉鎖
キヨスク830-1800
駅前セイコーマート
2001.8.25下車

●東森→森の車窓

東森を出るとすぐに左後方から駒ヶ岳経由の函館本線が合流してくる。市街地の中を走り,右手に海が迫ってくると,まもなく森に到着する。車内からは「森という名前なのに海じゃないか」という素朴な疑問が聞こえてきたりする。

●森駅

海岸ぎりぎりにある駅。ホームに降り立ったときの爽快感は大きい。この海岸にかつては桟橋があって,室蘭を結ぶ連絡線が出ていた。明治5年には北海道開拓に多大な影響を及ぼしたケプロンがこのルートで札幌入りしている。
森といえば駅弁のいかめしが有名で,繁忙期にはホームでの立売が見られる。通常はキヨスクで購入できる。デパートの駅弁大会などでも手に入るようだが,ぜひ本場で購入してみたい。
森は北斗星,カシオペアなど本州直通の寝台特急も停車する大きな駅。駅には「本&事務用品マルイケダ」が併設されている。
駅周辺は特に何もないが,市街を歩いてみると飲み屋と床屋がやけに多いことに気づく。漁師町の特徴があらわれているようだ。
なお,森町は北海道で唯一「町」を「まち」と読む町である(つまり,"もりちょう"ではなく"もりまち")。
砂原経由だと函館から62.3kmで,駒ヶ岳経由より12.8km長くなるが,大沼以遠の各駅と森以遠の各駅との運賃・料金は,駒ヶ岳経由で計算する。

駅弁の立売 駅前

●見どころ

□青葉ヶ丘公園

徒歩10分。役場の南。桜名所,1500本。

□オニウシ公園

駅前まっすぐ徒歩10分,国道に出て左手。たいして眺めも良くない。階段も崩れかけている。(H11.8訪問)

▽道の駅YOU・遊・もり

寂れている感じ。(H11.8入館)

900-1800(食堂1000-) 無休,10-3は木休

□濁川温泉

駅前から濁川温泉行きのバス1日3便運行。所要28分。1807年に湯治場として開湯。かつては秘湯の温泉郷の雰囲気があったが,地熱発電所の建設により,かなり開けた。現在は6軒の温泉旅館が営業している。

▽中央荘

▽温泉旅館 天龍

▽元湯神泉館 にこりの湯

1807年開業の超老舗温泉旅館。

日帰入浴1000-2200 500円

▽森町カルデラ温泉 ふれあいの里

平成9年オープン。お風呂の庭園というにふさわしい,充実の浴槽。庭園露天岩風呂は道内屈指のもの。食事あり。

日帰入浴1000-2200 無休 500円

□濁川地熱発電所

濁川温泉外の近く。10万世帯分の発電能力を持つ。PR室がある。

900-1200,1300-1630 土日祝・検査日休

姫川東森 北海道駅前観光案内所 函館本線その2