函館本線

石谷	いしや	無人駅
		茅部郡森町字本茅部町
		昭和21年4月1日開業
		標高6ｍ	18人
		2面3線
		函館より56.1キロ 桂川より3.9キロ
		2000.12.24下車

●桂川→石谷の車窓

桂川を出るとまもなくトンネルを抜け，引き続き海岸ぎりぎりを走る。左手は崖で，国道はその上を走っている。国道がオーバークロスし，蛯谷漁港が見えてくると石谷に着く。周辺は国道沿いには漁家が建ち並ぶ典型的な漁村である。

●石谷駅

昭和5年に信号場として設置され，昭和21年に駅に昇格した。古い木造の駅舎は貫禄がある。線路は3線あり上下列車とも待避可。函館本線は複線なので上下列車の交換設備は必要ないが，特急列車，貨物列車，普通列車と，速度の異なる列車が混在しているため，ダイヤの設定はなかなか難しい面がある。
なお石谷駅から先は札幌のCTCセンターの管理下に入り，信号やポイントは本社指令所から遠隔操作されている。

●見どころ

駅の名所案内板によれば，「濁川温泉　西7km　徒歩1時間30分，バスの便あり」
温泉行きのバスは森駅前から出ているが，石谷駅から乗ってみるのも良いかもしれない。