山越 | やまこし | 無人駅 | |
---|---|---|---|
山越郡八雲町山越 | |||
明治36年11月3日開業 | |||
標高5m | 48人 | ||
複線 | |||
函館より76.0キロ 野田生より4.1キロ |
|||
1999.8.4下車 |
単調な海沿いの線路を行く。国道には黒松並木が続いている。これは昭和40年代に函館開発建設部が植樹したものらしい。左手は杉が目立つが,車窓から杉を見るのもこのあたりが最後となる。左手のなだらかな丘の上にはミルクロードと呼ばれる広域農道が通っており,海を望む牧場にホルスタインが戯れるのどかな風景が見られる。
山越は1801年に東蝦夷地が幕領化された際,和人地と蝦夷地の境界として関所が置かれたところ。日本最北の関所といわれ,1801年から1861年まで,東蝦夷地への人の出入りを監視した。当時はニシン漁も盛んであり,宿屋,茶屋などが建ち並んで賑わいを見せたという。
駅舎は1989年に関所をイメージした建物に建て替えられた。全国的に見てもユニークな外観の駅舎といえるが,特に何もない。
駅から左に国道を1.5km,左折して1.0km直進。S63にケンタッキーフライドチキンが設置。レストランはカフェテリア方式で,大学生にも人気がある。敷地の広大な芝生にはベンチや木陰もあり,寝転がると気持ちいい。よく見るとペットのフンがかなり落ちているので,ゴザや新聞紙があればより快適。自動販売機のジュースは150円。(H11.8訪問)
左に国道5号を徒歩20分。噴火湾を望む。
日帰入浴700-2100 420円
▲ | 野田生 | −北海道駅前観光案内所− | 八雲 | ▼ |