函館本線

目名 めな 無人駅
磯谷郡蘭越町目名町
明治37年10月15日開業
標高78m  108人
2線
函館より155.8キロ
熱郛より15.4キロ
2000.10.9下車

●熱郛→目名の車窓

峠越えの区間で,駅間は15.4kmもある。山線には20‰級の山越えが3ヶ所あるが,ここはその第一で,半径300mの連続カーブと,半径240mの大S字カーブで目名峠を越える。トンネルを抜けるとサミットで,ここには上目名駅がありSL末期の頃にはC62重連ニセコの撮影地として賑わったが,昭和59年3月で廃止。今も跡が残っている。木々に囲まれた深山を下り,田んぼが見えてくると目名に着く。目名は稲作地帯の集落。棚田状に広がる水田は美しい。

●目名駅

1990年に建てられたログハウスの駅舎。隣には郵便橋がある。何かありそうで降りてみなくなる駅だが,特に何もなかった。
2000年春の有珠山噴火で特急が山線を迂回した際,輸送力増強のため,一度廃止された目名駅の交換設備が復活した。しかし工事が終了した6月下旬には迂回運転も終了していたので,実際に使用されることはなかった。現在も使用可能だが,ホームにかからないので定期列車で使用されることはない。

●見どころ

□りんりん公園

徒歩20分。駅前右に進み,駅裏の国道に出て左折。目名の国道5号沿いの休憩スポット。直売センターではソフトクリームなど物産を販売,公園はさわやか。

▽ふるさとの丘直売センター

900-1700

▽森と木の里センター

熱郛 北海道駅前観光案内所 蘭越