函館本線

南小樽 みなみおたる 有人駅
小樽市住吉町
明治13年11月28日開業
標高14m  3348人
複線(島式)
函館より254.1キロ
小樽より1.6キロ
みどりの窓口530-030
2000.11.18下車

●小樽→南小樽の車窓

小樽から南小樽までが函館本線で最後に開業した区間である。明治38年8月開業。小樽までは北海道鉄道会社による線路,南小樽から先は北海道炭鉱鉄道の線路。両線がつながるまでのわずかな期間は乗合馬車と人力車で乗り継いでいた。
密集した小樽市街へ高架線で滑りだし,手宮線の跡を合流,水天宮の麓を切り通しでくぐり抜けて南小樽に着く。

●南小樽駅

小樽駅に比べると23年も古い歴史を持っている。北海道で最初に開業した幌内鉄道の駅である。南小樽から幌内鉄道の始発駅手宮へ延びる手宮線は昭和37年旅客扱いを廃止し,貨物線として残っていたが,昭和60年11月に廃線となった。しかし北海道最初の線路をはがしてしまうのは忍びないのか,今も線路跡がそのまま残され,イベントなどに活用されている。
南小樽ははじめ開運町駅として開業,翌年住吉に改称,明治33年には小樽駅を名乗った。大正9年から南小樽となる。駅舎は昭和33年の建物で,手宮線の跡もはっきり残っている。

●見どころ

駅前のY字路を左に5分歩くとメルヘン交差点に出る。周辺に次の見どころがある。

□小樽オルゴール堂

明治の赤煉瓦建築利用のオルゴール専門店。

900-1800(夏期の祝前日・金・土 は-1900) 無休

□小樽オルゴール堂2号館

世界各国から集めたオルゴールのミュージアム。演奏1日9回940-毎時,40分間。

900-1800(夏期の祝前日・金・土 は-1900) 無休 500円

□小樽からくり動物園

900-1800(夏期の祝前日・金・土 は-1900) 無休

□スーベニール オタルカン

メルヘン交差点に面する大きなおみやげ屋。レトロな雰囲気で世界の万華鏡のギャラリーもある。

□小樽洋菓子舗ルタオ

メルヘン交差店に面する洋館。市街一望の展望タワーがある。

900-1900 無休

□蒸気時計

メルヘン交差点にあり,15分おきに汽笛が鳴る。

□流氷凍れ館

北海道の冬の通年体験。氷の滑り台もある。

900-1730 12/30,31,1/1休業 600円


メルヘン交差点から堺町通を3分ほど歩くと,北一ガラスの観光施設が建ち並ぶ

□北一ヴェネツィア美術館

5階建ての宮殿風建物。ヴェネチアン・ガラスを中心にした展示。企画展も実施。

900-1800 2・3階の美術館と別館ショップ&ギャラリーヴェニーニの入館料700円 無休

▽ギャラリー・ヴェニーニ

世界的に知られるヴェニーニ工房の海外初のコレクションギャラリー。

□北一ガラス三号館

明治23・24年の木骨石造倉庫を利用して昭和58年に開店。北一ホールとランプホールからなる。北一硝子は,明治34年,小樽で石油ランプの製造を始め,明治43年に漁業用浮玉を作り始めた。買い物などにより駐車料金が無料となる。(H9.9訪問)

900-1800 無休

▽ギャラリー

▽カントリー

▽地蔵蔵

900-1900,無休

□北一クリスタル館

硝子製品販売,見学工房が隣接。

900-1800 無休,見学工房は火休

□北一硝子五号館

1998.4.11オープン。

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