函館本線

上幌向 かみほろむい 有人駅
岩見沢市上幌向町南1条4丁目
明治40年11月25日開業
標高13m 724人
複線(島式)
函館より322.6キロ
幌向より5.9キロ
みどりの窓口700-1830
駅前セイコーマート
1998.6.7下車

●幌向→上幌向の車窓

右には国道12号,左には防雪林が沿い,石狩平野の穀倉地帯をまっすぐ進む。鉄道は明治15年に開通しているが,開拓が本格化したのは殖民区画が設定された明治20年代後半以降のことである。水田は昭和に入って水路が整備されてから拡大していった。防雪林はドイツトウヒとトドマツからなり,大正3年から植林が続けられてきたものである。
札幌と旭川を結ぶ国道12号は中央国道と称される北海道の大幹線である。函館本線も札幌ではなく旭川を目指して敷かれている。旭川が北海道開拓の拠点として,また軍都として,非常に重要な位置を占めていたことがわかる。

●上幌向駅

橋上駅。そんなに大きな駅ではないのだが,屋内スロープが線路の両側,国道の向こうの3ヶ所にある。確かにエレベーターをつけるよりスロープのほうが安いだろうし,スロープなら屋内に設けたほうが実用的だろう。しかし,いくらバリアフリーといっても,本当にここまで大げさな施設をつくならければならないものか,考えさせられる駅である。
国道を左に10分歩くといわみざわ健康ランドがある。24時間営業で,入館1500円。深夜0時以降,割増1000円。標準的な健康ランドで,安宿として利用する人もいる。

●見どころ

特になし

幌向 北海道駅前観光案内所 岩見沢