光珠内 | こうしゅない | 無人駅 | |
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美唄市光珠内町北 | |||
昭和27年4月10日開業 | |||
標高27m | 152人 | ||
2面3線 | |||
函館より339.8キロ 峰延より4.5キロ |
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左5分セイコーマート | |||
2000.5.7下車 |
平野の東端をまっすぐ北東を向いて進む。右に150mの間隔を置いて平行している道路は国道12号である。古くは上川道路あるいは旭川道路と呼ばれ,札幌から旭川を経て網走を結んだ中央道路の一部をなす。樺戸集治監や空知集治監の囚人を使役して,明治19年に着工,同22年に全通したいわゆる囚人道路で,鉄道とともに内陸開拓に大きな役割を果たした。
左手には石狩平野の大水田地帯を真一文字に横切る防風林が見事である。
大正9年に光珠信号所として設置,同11年に信号場となり,同13年廃止。昭和23年,場所を移して仮乗降場として復活,同27年,駅に昇格した。駅舎は昭和27年開業当時の建物を使用しており,幹線の小駅という感じのいい雰囲気を出している。昭和59年無人化。
駅のトイレにはこんな注意書きがある。
「大型バス(観光バス・マイクロバス等)の便所の使用には1台につき380円の便所使用料をいただきます。駅窓口でお支払いください」
今となっては意味不明だが,一昔前の状況を考えると非常によく理解できる。昭和62年に道央自動車道が延びる前までは,国道12号の光珠内付近は渋滞のメッカだった。今でこそ,道の駅に24時間使用できる立派なトイレが整備され,いざとなれば数kmおきにあるコンビニで用を足すこともできるが,一昔前であれば,目的地まで我慢するか,ドライブインに入った際にトイレを使わせてもらうか,さもなければ立小便をするしかなかった。国道を走っていてなかなか前に進まず,やむにやまれず光珠内駅のトイレに駆け込むという状況が想像される。あまりにそのような人が多いので,駅員が困って上のような注意書きを書いたのだろう。
徒歩15分。国道左折,次の交差点を右折。道立林業試験場。森林に関する情報を展示。
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