| 勇払 | ゆうふつ | 無人駅 | |
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苫小牧市字勇払 | ||
| 大正2年10月1日開業 | |||
| 標高4m | 236人 | ||
| 単線駅 | |||
| 苫小牧より13.1キロ | |||
| 2000.8.2下車 | |||
ローカルムード漂う日高本線オリジナルのディーゼルカーに乗って苫小牧を出発する。線路はどこまでもまっすぐ続く。何しろ全国一長い直線区間である。室蘭本線とは7kmも並行し,ようやく右にカープを切って,日高路へ針路をとる。右に日本製紙の工場の高い煙突が見えてくると勇払に到着する。
この駅は北海道でも特に印象に残る駅である。まず駅舎がすごい。勇払駅は昭和37年に苫小牧工業港の建設に伴い移転した。駅舎はその際に建てられたものだが,まるで廃墟のようで窓などは板で完全にふさがれている。構内にはかつて貨物線が何本もあったようで,駅舎からホームは遠い。ホームには簡素な屋根があって味がある。列車で通過しても「いつか降りてみたい」と感じる駅だ。ホームは4両分の長さがあり,先のほうには「タシカニ」と標語が書かれた足型が残っている。ここに立って構内を眺めてみれば,往時の様子がよみがえってくる。
駅周辺は意外にあか抜けした住宅街で,駅の利用者も都会的である。

駅から10分。八王子千人同心の墓などがある。昭和48年に開基100年を記念して設置。無念の死を遂げた人たちの墓は本当に怖い。心より哀悼の気持ちをこめてお参りしたい。しかしこの付近は見てわかるとおり,未だに開拓されていない不毛の地である。なぜわざわざこのような条件の悪い土地に入植したのだろうかと思う。2000年8月に訪問した時は工事中でよくわからなかったが,2001年には立派な記念館がオープンするもよう。
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