登別 | のぼりべつ | 有人駅 | |
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登別市港町1丁目 | |||
明治25年8月1日開業 | |||
標高7m | 1506人 | ||
3線 | |||
長万部より94.7キロ 富浦より2.4キロ |
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みどりの窓口710-1930 | |||
キヨスク715-1900 | |||
左5分セイコーマート まつすぐ国道右7分ローソン |
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2001.2.18下車 |
蘭法華岬の断崖をトンネルで貫くとほどなく登別に到着する。
12両編成の本州からの寝台特急も停車するため,ホームは長く,幅の広いアーチ型の屋根が架かっている様は,いかにも観光地の駅らしい雰囲気がある。駅舎は昭和10年の建物で,北海道有数の名駅舎に数えられ,随所に鬼や熊が現れるのは登別らしい。
登別温泉への観光客は駅前からすぐにバスに乗り換えて温泉へ向かう。そのため駅前は少し寂れ気味。駅前右手の仕出し屋では駅弁を売っており,注文するとその場で温かいご飯を詰めてくれる。
駅のすぐ近くには登別マリンパークニクスがあり,一時期経営が悪化したが2001年に経営主体が変わり,列車を利用して訪れる人達も増えている。
昭和10年に建てられた名駅舎 | 駅前からバスに乗り換えて登別温泉へ |
駅の右手,徒歩5分。デンマークの古城を模した水族館。水槽展示やイルカショー,アシカショー,ペンギンショーの他,輸入品のスーベアニーショップもある。(H7.9探訪)
900-1700(5月連休,夏休みは-2000) 12月上旬に保守点検による休業あり 2300円,小学生1150円,駐車500円
登別温泉行きのバスで7分,180円。時代村を経由しない便もあるので注意。登別には伊達正宗の名参謀片倉小十郎の子孫・片倉邦憲一団が入った。登別時代村は,仙台伊達家の武家屋敷を再現したものとされる。「北海道歴史劇場」「忍者かすみ屋敷」「日本伝統文化劇場「礼節問答劇場」が常時上演されている。お食事処9軒,お土産処15軒ほか,建物94棟が軒を連ねている。
900-1700(11-3は1000-1600) 無休(11-3は水休) 入村手形:大人1800円小人900円,将軍手形(有料館入場可):大人3500円小人1800円,駐車700円
登別駅から温泉街までの8km。2000本。
登別温泉へのアプローチは紅葉名所でもある。
登別温泉
バスで17分,330円。本数は多い。北海道を代表する名湯・登別温泉は安政5年に滝本金蔵が湯宿を設け,湯守になったことに始まるという。大正4年には登別温泉軌道が登別駅から温泉までの軌間762mmの馬車鉄道を開通。同6年に蒸気軌道,同14年に軌間1067mmの電気軌道に変わり,昭和8年にバス転換されて現在に至っている。登別に来たからには温泉に入りたいが,国立公園だけあって温泉以外にも見どころはたくさんある。
全国区の名湯。
▽夢元さぎり湯
北海道では珍しい温泉街の外湯。民営の日帰り温泉施設。
700-2200(1000-1200は清掃時間) 無休 390円,休憩室利用の1日券は800円
▽第一滝本館
登別を代表する温泉旅館。登別温泉の11種類の泉質のうち7種類を使った1500坪の浴場。露天風呂もある。
日帰入浴900-1700 無休 2000円
その他下記の温泉旅館で日帰入浴可。
▽登別 万世閣
▽登別グランドホテル
▽観光ホテル 滝乃家
▽登別プリンスホテル石水亭
▽登別プリンスホテル石水亭 別館紅葉館
▽登別パラダイス
▽秋吉ホテル
地獄谷の入口にある総合情報センター。地図などはここで。(H7.9探訪)
登別のテーマパークの老舗。ロープウェイ(中学生以上2520円)にて入園。早朝より営業している。ユーカラの里にはアイヌコタンがある。
地獄祭の閻魔大王の山車を納めた名所。
最低10分でまわれるが,1時間ぐらいあると,大湯沼や大正地獄まで足を延ばせる。(H7.9探訪)
周囲1km。熱湯をたたえた沼。青い水面から湯気が立ち上り異様な光景。車でもアクセスできるが,地獄谷から徒歩でぜひ。(H7.9探訪)
大湯沼より徒歩10分。
大湯沼から美化センターまで舟見山遊歩道。この辺り,北海道には珍しい,苔むした歴史を感じる散策道である。
大湯沼,大正地獄への途中にある林。
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