上厚内 | かみあつない | 無人駅 | |
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十勝郡浦幌町字上厚内 | ||
大正15年8月1日開業 | |||
標高53m | 6人 | ||
交換駅(対向式) | |||
滝川より243.5キロ 浦幌より11.8キロ |
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2000.8.4下車 |
峠越えの区間で,標高90.6mのサミットはトンネルで抜ける。浦幌側は急峻な山が間近に迫る。冬には雪の動物の足跡がたくさん残っているから,鹿なども多そうだ。峠を越えると右に国道38号が沿ってくる。かなり山深いが,わずかな平地で牧草が栽培されている。
峠を越えたので釧路に入ったのかと思うが,ここはまだ浦幌町である。ただ昔は大津村に属していたところである。
鉄道旅行者の間では大変人気の高い駅である。写真でもわかるように,駅舎は古く貫禄があり,土のホームと合わせて,国鉄時代の雰囲気をそのままに伝えている。車やバイクで立ち寄る人も多い。ただ駅のすぐ裏を国道が通っているので,けっこう騒々しい。国道38号は昭和41年に路線切り替えで海側から移ってきたもので,それ以前は列車でしか来れないような山奥の集落だったのだろう。
もともと信号場として明治43年に開業しており,大正13年に停車場となった。
駅前には小集落があるが店などない。一般利用者は少ないが,ここから帯広まで通っている高校生がいた。
特になし。
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