石北本線

安足間 あんたろま 無人駅
上川郡愛別町字愛山
大正12年11月15日開業
標高288m 42人
交換駅(対向式)
新旭川より38.0キロ
愛山より2.0キロ
2000.9.2下車

●愛山→安足間の車窓

国道に沿ってまっすぐ走る。建設中の旭川紋別自動車道も見える。この辺の国道39号は単調に見えるが,昭和39年にできた新道だと聞けばそれも納得だ。土地は肥沃らしく,狭い平地ながらも水田やハウスが見られる。

●安足間駅

駅舎は昭和63年築で,桜岡や安足間と同じタイプ。それぞれ外観が多少異なるが内部はほとんど同じ印象を受ける。この駅は国道沿いだが,駅前は国道と反対側にあり,国道に出るには遠回りをしなければならないので注意。交換可能駅だが普通列車はすべて1番ホームに停車する(2000.9確認)。
大正12年の鉄道開通時には,越路を通っていた北見道路と石狩川の渡船で結ばれていた。橋がかかったのは昭和6年。昭和39年に国道が駅裏を通過するようになった。
愛山渓温泉への道路は昭和11年に開削され,安足間駅から定期バスが運行されたが,現在バスは上川駅から出ており,往時の賑わいはない。

●見どころ

□愛山渓ドライブイン

国道に出て上川方面に1.5km。上川町ラーメン日本一の会の加盟店で,ラーメンのおいしさには定評がある。昔ながらのドライブインといった雰囲気も懐かしい。(1999.5訪問)

□愛山渓温泉

上川−愛山渓温泉間に1日2往復バス運行。駅から上川側に1.5kmの愛山渓入口にバスが停まる(市販の鉄道時刻表に掲載あり)。愛山渓青少年の家。海抜1030m。高層湿原のある秘境。登山客の利用が中心で,浴室はこじんまりしている。泉質は「傷の湯」「中風の湯」と呼ばれる名湯。秘湯として有名で,冬は雪上車で行く様子がテレビで紹介されて知名度は高い。

日帰入浴1000-1600 冬期は道路通行止め 510円

愛山 北海道駅前観光案内所 東雲