石北本線

瀬戸瀬 せとせ 無人駅
紋別郡遠軽町瀬戸瀬
昭和2年10月10日開業
標高146m 14人
交換駅(対向式)
新旭川より109.7キロ
丸瀬布より7.8キロ
2001.11.17下車

●丸瀬布→瀬戸瀬の車窓

丸瀬布から2.9km地点には伊奈牛駅(もと仮乗降場)があったが1990年9月1日に廃止された。まわりは牧草地やデントコーン畑。左には雄大な山々を望むが,ダートファンには名の知れた金八峠がこの山を越えて紋別に向かっている。

●瀬戸瀬駅

待合室は昭和63年に建て直され,跨線橋もある。石北本線は列車が少ないのに結構な頻度で交換駅があるが,これは貨物列車が残っているからだろう。
駅前は郵便局もある小市街で,特快きたみ以外の普通列車は全列車停車する。利用者は高校生を中心に1日10人いるかどうかだが,これでも上川−遠軽間の駅では利用者が多いほうである。国道沿いの市街地は時間が止まっているかのような風景で趣深い。

判読困難になりつつある名所案内 駅前風景。このおじいさんは白滝−瀬戸瀬間を定期券で利用しているらしい。

●見どころ

□寒河江公園

国道に出て右手,ダム方面に徒歩15分。瀬戸瀬ダムを望む桜の名所。

□瀬戸瀬温泉

駅から約12km。遠軽−瀬戸瀬温泉間に1日2往復バスが運行されている(休日は1往復,道内版鉄道時刻表に記載あり)。瀬戸瀬駅から乗る場合,バス停は遠軽側に1km歩いたところにある。現在,宿泊営業を休止しているとの情報あり,要確認。ひょうたん型の浴槽が一つ。アルカリ性の温泉なので肌がつるつるになる。昭和26年以来,素朴な一軒宿が営業している。

日帰入浴1000-2100 無休 360円

丸瀬布 北海道駅前観光案内所 新栄野