広内(信) | ひろうち | 信号場 | |
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2000.8.17 車内より撮影 |
上川郡新得町字新得西7線 | ||
昭和41年9月30日開業 | |||
標高322m | |||
3線 | |||
滝川より124.0キロ 新狩勝(信)より6.2キロ |
新狩勝信号場から線路は雄大なカーブを描いて新得まで下っていく。信号場の部分のみ数パーミルに抑えられ,他は12パーミルの一定勾配,曲線半径は600m以上という素晴らしい線形である。
新狩勝を出てしばらくは防雪林に囲われて視界が良くないが,一つトンネルを過ぎたところからは絶景となる。左手に「道立畜産試験場」の看板がある。雄大な扇状地に牧場が広がり,遠く新得市街を見下ろす。こんなところにも直線道路が走っている。オサワ,ニニウ,トマムは歴史を知らなければ感慨もないが,ここはどんな人でも感動する景色だ。味気ない新線になったとはいえ新日本八景の名に恥じぬ絶景だ。なお,この区間は左側の車窓が圧倒的に良い。
3線あって,普通列車や貨物列車の待避に使われることも多い。写真に写っているが信号場の建物はここ独特のものだ。ここは昭和46年までは有人の信号場で,上落合,新狩勝,西新得の各信号場の遠隔操作を行っていたという。2階が張り出している形には何か意味があるのだろうか。
下車できない。
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