| 花原市 | けばらいち | 無人駅 | |
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宮古市花原市 | ||
| 昭和36年12月20日開業 | |||
| 標高21m | 112人 | ||
| 単線 | |||
| 宮古より7.9キロ 千徳より4.6キロ |
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| 駅前ぢゃや700-2300 | |||
| 2003.4.28下車 | |||
千徳を出ると左手に閉伊川を渡る橋が見える。その向こうに見える小高い山に田鎖城があった。
古代の岩手県は北海道と文化的にほとんど変わらない蝦夷の世界であったが,平安時代になると坂上田村麻呂が蝦夷征討を行い,律令制の支配下に置いた。しかしながら,閉伊は奥地にあったことから依然エゾ村として残り,中央の権力が及ぶようになったのは200年以上あとのことである。鎌倉期の閉伊郡の地頭は閉伊氏であり,一族は閉伊川南北の各地に分散,割拠した。これらの諸家の本宗が田鎖氏であり,田鎖城は14世紀後半の築城といわれる。しかしながら,豊臣秀吉の奥州仕置により中世の諸氏は領地を失い,千徳・田鎖の山城も破却され,閉伊郡は南部氏領(盛岡藩領)となった。
まもなく,宮古を出て最初のトンネルをくぐる。このトンネルを境に,車窓風景が都市郊外から純農村に変わる。閉伊川の広い河畔に田畑が見られるが,たびたび洪水に見舞われたためか,人家は川から離れて山にへばりつくようにして建っている。
山田線にディーゼルカーが運行されたのに伴い新設された駅である。待合室の建物は簡素だが,内部はきれいである。すぐ裏に国道が通っており,バス停も駅と背中合わせになっている。駅前の「ぢゃや」というコンビニエンスストアは品揃えが充実しており,オリジナルの弁当を販売している。
周辺はのどかな農村で,近くに名刹華厳院がある。

閉伊氏が建立した寺で,郡内随一の名刹とされる。駅前から続く古木に囲まれた参道は見事。
| ▲ | 千徳 | −北海道駅前観光案内所− | 蟇目 | ▼ |