北海観光節小さな旅行記東川1泊2日

東川1泊2日 その9

2014年6月21日(土)-22日(日)

 

旭岳ロープフェイ・姿見駅。お土産売り場と軽食コーナーがある。メダルの刻印機もあった。

山麓駅のお食事処。ロープフェイが早朝から営業している割には,食事処は11時からと普通の営業時間だった。

山麓駅のお土産売り場。旭岳サブレが一押しらしい。

山を下りるバスの始発が11時15分なので,SEA TO SUMMITのレースを見ながら,旭岳温泉郷周辺の散策路も歩いてみたい。

今年3月に発刊されたばかりの「歩こう!大雪山・旭岳の自然」というガイドブックを,宿で求めておいた。

このガイドブックは山岳としての旭岳ではなく,もっぱら温泉街周辺の散策コースが詳細に紹介されており,とても興味深い。

手始めに山麓駅周辺の勇駒別湿原を巡ってみる。

湿原部は立派な木道が整備されていた。

よくわからなかったが,湿原内に温泉が湧いている場所もあるらしい。勇駒別(ゆこまんべつ)とはアイヌ語で「湯に向かう川」という意味であり,古くからの名湯だった。1982年に旭岳温泉と改称するまでは勇駒別温泉と言って,旭川近郊では層雲峡,天人峡と並ぶ慰安旅行の定番スポットでもあった。

姿見の池周辺とはまた違った種類の花が咲いていた。

 

ロープウェイの山麓駅からやや下ったところにある,旭岳ビジターセンター。通常は9時開館だが,イベントのため既に開放されていた。

展示にあった忠別ダムの計画図では,ダムサイトが公園のようになっていた。

男子小便器の手すりは,随分と下の方にあり,役目をなしていない。

ビジターセンターが,SEA TO SUMMITの自転車区間のゴールとなる。出迎えの準備が始まっていた。

「集合広場」。青春を感じさせる場所である。

集合広場を起点に,網の目状に散策路が延びている。

コマクサコースに入り,勇駒別高山植物園へ。道の林務部局の施設のようである。

 

9時前,道道に戻ると,自転車がよたよたと蛇行しながら登ってきた。観光客がふざけているのかと思ったら,なんとSEA TO SUMMITの競技者の先頭だった。忠別湖の親水広場から旭岳ビジターセンターまで15km,標高差680mを一気に上るのは,さすがに大変なことらしい。他に応援している人がいるわけでもなく,いづらい雰囲気もあったので,4,5人手を叩いて見送って,コースとなっている道道を後にした。

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