北海観光節>旅行記>週末,僕はふらの・びえい人になりました。
「ふらの・びえい人になるキャンペーン」にあわせて運行されている無料バス。2月の土日のみの運行で,今日が運行初日だ。富良野駅前から来たバスは拾って来た家で2名の客を降ろし,わたし一人で麓郷の森へ向かった。
麓郷の森
連続ドラマ時代から「'89帰郷」までに使われた五郎の家が移築,保存されている。お土産屋も営業していたが閑散としていた。
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五郎2番目の家(丸太小屋) | 五郎3番目の家 |
25年前に撮影した丸太小屋とわたし。夏が来ればまたこのような賑わいが戻るのだろうか。
また乗客は一人だけ。時刻表上は拾って来た家→麓郷の森,麓郷の森→富良野オルゴールはそれぞれ10分かかることになっているが,実際には5分もかからずに着くので,記念写真を撮る程度なら次の便までバスを待つ必要もない。
富良野オルゴール
なぜか麓郷にあるオルゴールの専門店。オルゴールは嫌いではないが,曲目がクラシックと童謡,流行のJポップに限られているところに,奥行きの浅さを感じてしまう。もし昭和初期の美しい歌謡曲や日本民謡のオルゴールがあれば買い集めるのだが。
五郎の石の家
五郎の石の家は冬季閉鎖。しかし,キャンペーンの一環として,スノーシューで石の家を訪ねる「ロケ地スノーシュータクシー」という企画も実施されており,徒歩なら行けるかもしれない。
たしかに,石の家駐車場の約500m手前で除雪が切れていた。しかし,踏み跡はあり前進は可能とみた。
五郎5番目の家「石の家」。時折ズボボボッと抜かりながらも,堅雪になっていたので比較的楽に進むことができ,15分ほどで石の家展望台に到着した。2004年からは内部見学も可能となり,見学コースの入場ゲートが新しくできていた。
地吹雪によって雪原が海のように波打っている。その中に浮かぶ廃屋には何とも言えぬ不気味さが漂っていた。
ふらのジャム園
石の家からジャム園へはバスに乗るほどの距離ではない。
麓郷展望台への道はスノーシューの踏み跡があったものの,さすがにつぼ足では無理と断念。
アンパンマンショップ
ジャム園内にあるアンパンマンショップ。
今日から3月25日までは,店がばいきんまんに乗っ取られる。今年で3回目の企画である。
アンパンマンシアターはばいきんまんシアターとなり,店内も妖しい光に満たされる。
ばいきんまんショップで売っていた「うまさハヒフヘホ! オレ様ドリンク2007」と「きれいにドッキン! セレブドリンク2007」。これは実家へのお土産に好適と思って,人数分買っておいた。麓郷で製造されており,地味に地場産業に貢献しているのもいい。
はっきり言って,アンパンマンショップはディズニーランドのお土産屋よりも面白い。それはやはりディズニーランドが縁もゆかりもない土地に立地しているのに対し,アンパンマンショップがジャムつながりで共済農場のジャム園に店を出し,地域との絆をしっかりと築いているからだろう。