北海観光節旅行記中国四国右回り

高田本山

津23:20発→高田本山23:24着 近畿日本鉄道名古屋線 白塚行き普通列車

津から2駅の高田本山へ向かう。

高田本山駅到着。

高田本山専修寺(せんじゅじ)へは駅前の道路をまっすぐ1.5km。JR紀勢本線の一身田駅や伊勢鉄道の東一身田駅のほうが専修寺には近いが,この時間に動いているのが近鉄しかなかった。

真宗高田本山専修寺

山門 御影堂

上富良野に入植した三重団体の人の多くは津市近郊の出身であり,入植と同時に団体のお寺として真宗高田派専誠寺が創建された。私の先祖もまた三重団体の一員として明治30年に上富良野に入植し,以来真宗高田派を信仰している。

といっても,私はお経も読めずまったく情けない限りなのだが,ともかくついに総本山に来た。

鐘楼では除夜の鐘つきが行われていた。もともと専修寺では除夜の鐘をつく伝統がなく,近年になって地域のイベントとして行われるようになったとのことである。

鐘つきも私は初めてである。一度,高校受験を控えた大晦日に,母に除夜の鐘をつきに行ったらどうかとすすめられたことがあるが,逆に祟りにあったら困ると言って断った。

今日はせっかく総本山のお寺に来たのだからと思い,列に並んでつかせてもらうことにした。

鐘は慶安5年(1652)鋳造という古いもので,一人でつくのは重くて無理なので,後ろでひもを引いてくれる人が2人いる。それにタイミングを合わせてつけば良いのだが,初めてだけにタイミングが合わず,うまくつけなかった。

2009年1月1日(木)

年が変わり,2009年となった。案内所では甘酒が振る舞われた。

山門に続く参道。

一身田の商店街。

  

商店街には仏壇屋やローソク屋,お菓子屋などが並んでいた。

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