北海観光節旅行記八割方TOKYO

大島航路

福島19:18発→東京20:56着 MAXやまびこ128号

再び2階建ての新幹線で東京へ。

東京駅も帰省客で賑わっていた。

東京20:59発→浜松町21:05着 山手線外回り

山手線で3駅移動。

イルミネーションが華やかな新橋駅を通過。

浜松町で下車。案内に従って竹島桟橋へ向かう。

東京タワー。

浜松町駅からは大きな荷物をガラガラと引いて,桟橋へ向かう人が行列を作っていた。都心でこんな光景が見られるとは思わなかった。

徒歩10分ほどで竹芝客船ターミナルに到着。

ターミナルへの到着が出航時間1時間前を切っていたので心配していたが,これから乗船券を買おうとする人も大勢いた。

フェリーターミナルとしては便数からして苫小牧あたりがいちばん大きいのかと思っていたが,この竹島客船ターミナルはその何倍もありそうな大きさだった。

出航30分前になると,乗船が始まった。

東京22:00発→大島6:00着 東海汽船 大島・利島・新島・式根島・神津島行き

船は定員1900名あまりの「さるびあ丸」。

 

今日は2段ベッドの特2等席にしてみた。

22時ちょうど,銅鑼の音とともに出航。少々音の外れたテープに続いて案内放送が始まる。

「本船はただいま東京港竹島桟橋を後に,一路大島,利島,新島,式根島,神津島に向けまして出帆をいたしました。大島には明朝6時の到着予定,その後利島には7時40分,新島8時35分,式根島9時5分,神津島10時の到着を予定させていただいております」との放送が旅情をそそる。

 

レインボーブリッジが見えるという案内放送に促されて,船外に出てみた。

船の大きさの割りに,共用スペースは少なかった。

22時40分,波静かな羽田沖に到着し,ここで24時まで時間調整のため停泊する旨,放送があった。

23時30分消灯。

2009年12月30日(水)

5時30分,点灯。下船準備を進める。観光客風の人は少なく,多くは両手にどっさりとお土産を抱えた帰省客だった。いまは東京から2時間足らずで着くジェット船があるのに,8時間かかる夜行船を利用する人がこんなにいるとは意外だった。それに,いま地方では帰省する人さえ少なくなりつつあるというのに,大島にはまだこれだけ島にふるさとを持って帰省する人がいるということを知って嬉しかった。

竹島桟橋と比べるとあまりにも簡素なタラップで,大島の土を踏む。

整然と並んで待ち構えていたのは,レンタカー屋さんだった。

 

岡田港の案内所が早朝から開いていたので,「島めぐり・パノラマシャトル伊豆大島1日フリーパス(2000円)」を購入してバスに乗り込む。

岡田港6:07頃発→御神火温泉6:31頃着頃着 大島バス 御神火温泉行き

客船の到着に合わせて,元町港,波浮港,大島公園の各方面行きのバスが発車する。

車内は結構混んでいた。こまめにバス停に停車し,帰省客を降ろしていった。

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