根室本線

西帯広 ( にしおびひろ )

  • 所在地:帯広市西23条南1丁目
  • 開業日:1907(明治40)年9月8日開業
  • 標高:59m
  • 配線:2面3線
  • 路程:滝川より173.4キロ,大成より4.8キロ
  • 窓口:無人駅
  • 乗降客数:588人(2015年),1,100人(1983年)
  • 最終乗降日:2002.7.29下車

●大成→西帯広の車窓

大成駅で車窓右前方に見えていた日本甜菜製糖芽室工場が左窓に移り,間近に迫ってくる。ビートを原料に砂糖を製造する工場である。かつてここから「十勝鉄道」と称する専用線が出ており,帯広貨物駅までの約5kmに渡り,根室本線の線路と並走していた。広々とした十勝平野を印象付ける光景だったが,2012年5月で廃止となった。

日本甜菜製糖芽室工場への専用線(左)と日本オイルターミナルへの専用線。ともに2012年5月で廃止。

帯広市に入るとさすがに住宅が目立つようになり,まもなく西帯広駅に到着する。

●西帯広駅

十勝線開業時からの駅で,当初伏古(ふしこ)駅を名乗り,1954(昭和29)年現駅名に改称した。ホームに到達するにはいったん東西自由通路に上がり,橋上で跨線橋に移ってホームに降りる必要がある。列車の待避がある場合は,下り列車でも上り側のホームを使用することがあるので,気を付けなければならない。

駅舎は2001年秋に建て替えられた。学生の通学利用が多く,旧駅舎の時代から伝統的に落書きが盛んで,落書きの代表事例として事典類で取り上げられることもある。

旧駅舎
新駅舎
窓や壁面いっぱいの落書き。
開拓当時からの駅であり,駅前通りはしっかりしている。

●見どころ

特になし

▲大成
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