留萌本線

(廃止) 礼受 ( れうけ )

  • 住所:留萌市礼受町
  • 開業日:1921(大正10)年11月5日開業
  • 標高:13m
  • 配線:単線駅
  • 路程:深川より56.2キロ 瀬越より4.0キロ
  • 窓口:無人駅
  • 乗降客数:0人(2014年),124人(1983年)
  • 最終乗降日:2000.7.20乗車

(廃止)瀬越→礼受の車窓

瀬越のあたりは海沿いに漁村が連なり大変のどかだが,まもなく国道が海側に移って賑やかになってくる。左前方には礼受牧場の丘陵が美しく,発電用の風車が見える。日本海沿いは苫前を中心に風力発電施設が多い。途中,浜中海水浴場臨時駅が1989年以降設置されていたが,1995年8月に廃止された。今も夏は海水浴場で賑わい,礼受漁港にも活気がある。

●礼受駅

国道沿いの駅だがちょっと小高いところにあり見逃しやすい。舎熊とならぶ開業当初からの駅で,貨車駅は大きなコンクリートの基礎の上に置かれている。昔は立派な駅舎があったのだろう。近くに風力発電施設があるだけあって風が強く,特に冬はすさまじい。それで冬には駅が防雪柵で囲まれるので,いよいよ駅がどこにあるのかわからなくなる。駅前はすぐ海。荒れているときのほうが日本海らしい。1999年の春には45年ぶりにニシンの群来が見られ,産卵のため海面が白く濁るほどになったという。

冬の礼受駅
礼受駅周辺から見た日本海

●見どころ

□旧留萌佐賀家漁場

駅の北約1km。1997年,国の史跡に指定された。通常公開しておらず,夏季に期間を限定して内部公開している。

▲瀬越
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