安牛 | やすうし | 無人駅 | |
---|---|---|---|
![]() |
天塩郡幌延町字開進 | ||
大正14年7月20日開業 | |||
標高12m | 2人 | ||
単線 | |||
旭川より189.7キロ 雄信内より6.0キロ |
|||
2000.8.5乗車 |
雄信内を出るとまた左に天塩川が見えてくるが,天塩川を見るのはこれが最後である。名寄以来100km以上にわたって旅路を共にしてきたので,分かれてどこかへ行ってしまうのは寂しい。ただ,幌延まではまだ割と近くを流れている。
その後,左手には白樺林が続いてさわやか。
ところで天塩川の対岸を走っている国道40号はかつては雄信内からロクシナイ峠を越えて日本海側の天塩市街に出て,現在の国道232号で幌延に達していたが,昭和41年に産士(うぶし)経由の現ルートに切り替えられた。そういうこともあってか,物流の流れは対岸の国道に移り,鉄道沿線は非常に寂しい風景となっている。
雄信内と同時に開業した駅だが,こちらは交換設備もはずされ貨車駅となっている。しかし駅前にはいくぶん人気があり,2件ほどが今も生活しているようだ。家の庭には花壇がきれいに作られており,北辺の厳しい暮らしの中にもちょっとしたゆとりが感じられる。しかし,この花壇はいったい何人の目に触れられるのだろうか。
特になし
▲ | 雄信内 | −北海道駅前観光案内所− | 南幌延 | ▼ |