函館本線

茶志内 ちゃしない 無人駅
美唄市茶志内町
大正5年7月15日開業
標高28m  98人
2面3線
函館より348.1キロ
美唄より4.4キロ
国道右3分セブンイレブン
2000.5.7乗車

●美唄→茶志内の車窓

穀倉地帯をひたすらまっすぐ北上する。今でこそ美田が広がるが,石狩平野は泥炭地であることと水害に悩まされたため水田化されたのはそれほど昔ではない。昭和4年,延長82.5kmの北海灌漑溝が完成し,水田化が加速するが,同4年から6年にかけての稲熱病,冷害による不況で停滞した。今のように一面水田になったのは戦後,北海道総合開発計画の中で国営事業として客土,排水など土地改良事業が行われてからである。桂沢ダム,金山ダムなど大ダム建設によるところも大きい。
美唄から茶志内にかけては屯田兵が入植したところで,道路は直行しているが,殖民区画ほどには整然としていない。
左手にはクマネシリ,ピンネシリといった樺戸の山々が迫ってくる。

●茶志内駅

昭和39年建築の駅舎。この時代特有の平べったい鉄筋コンクリートの建物で,冷たい感じがする。1997年無人化。ホームは駅舎側から4番,3番,2番。2番,3番の島式ホームが本線用で,4番は1日1本,旭川行の2番列車が特急待避のために使用する(2002年1月現在)。隣接して日本石油の油槽所があり,いつもタキ車が多数停まっている。
茶志内ももともとは炭鉱町だったが,昭和40年代前半には閉山した。

●見どころ

特になし

美唄 北海道駅前観光案内所 奈井江