函館本線

姫川 ひめかわ 無人駅
茅部郡森町字姫川
大正2年8月1日開業
標高68m   人
2線(対向式)
函館より44.2キロ
東山より4.1キロ
2001.8.25下車

●東山→姫川の車窓

引き続き樹海の中をくねくね下る。右に見えていた駒ヶ岳が,いつのまにか左に現れるなど,車窓は劇的に変化する。

●姫川駅

大正2年に信号所として設置,大正11年に信号場となる。昭和26年頃から信号場のまま旅客の扱いを開始し,JR発足時に駅となった。今も堂々と「姫川信号場」の表札を掲げる。現在利用者は皆無と思われる。すぐ裏を国道5号が通っているが,直接アプローチすることはできず,草の茂る道を10分くらい歩かなくてはならない。北海道では室蘭本線の小幌についで秘境度の高い駅といってよいだろう。
なぜ姫川というのかわからないが,ほぼ同じ緯度で日本海側の乙部町にも姫川という地名がある。また,八雲と乙部を結ぶ林道には「姫待峠」という峠がある。このようなひどい山奥にも,もしかしたら美しい姫が住んでいるかもしれない。


風格のある駅舎

左の道 駅前広場 右の道
駅を出ると行き場のないことに驚く。駅前からY字型に2本の道が出ている。どちらの道も怪しげだが,右の道を進むのが正解らしい。


このような草と木に覆われた道を10分ほど歩かないと舗装道路に出ない。知らないで歩くと,いいかげん不安になってくる

●見どころ

特になし

東山 北海道駅前観光案内所