池田園 | いけだえん | 無人駅 | |
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亀田郡七飯町字軍川 | ||
昭和20年6月1日開業 | |||
標高136m | 36人 | ||
単線 | |||
函館より30.4キロ 大沼より3.4キロ |
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2000.12.24乗車 |
大沼から先,海岸を通って森へ向かう線を砂原線(オラ経)と呼んでいる。砂原線は在来(コマ経)の駒ヶ岳−森間の20‰勾配をされるため,昭和20年6月に開業した。最急勾配は6‰で,かなり穏やかである。線の成り立ちからして,基本的にコマ経が下り線で,オラ経が上り線だが,現在では列車の性能も向上し,特急列車は基本的に距離の短いコマ経を走る。オラ経を走る優等列車は上りのトワイライトエクスプレス,はまなす,ミッドナイトのみ。普通列車はコマ経,オラ経とも上下の区別なく運行されている。ただ貨物列車はコマ経が下り線,オラ経が上り線と明確に使い分けている。
さて,大沼駅を発車すると,しばらく住宅街が続き,やがて林の間から大沼湖が見えてくる。その向こうには駒ヶ岳が迫り見事。やがて辺りは原野となり,池田園に着く。
現在は単線駅となっているが,もとは島式ホームの交換駅だった。ホームはおよそ8両分の長さがあり,往時には長い客車列車が停車したのだろう。駅舎は湖と反対側にある。駅前は小集落。幹線から外れたかなり奥まったところに位置し,道道43号大沼公園鹿部線からアプローチするとかなりわかりづらい。駅前には廃商店が1軒あり,「手荷物預り所」の看板を掲げている。
池田園とは珍しい駅名だが,池田という人名に由来する。
特になし
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