大沼 | おおぬま | 有人駅 | |
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亀田郡七飯町字大沼町 | ||
明治36年6月28日開業 | |||
標高131m | 314人 | ||
2面3線 | |||
函館より27.0キロ 仁山より5.8キロ |
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みどりの窓口845-1600 | |||
信号右3分サンクス | |||
2000.12.24下車 |
引き続き20‰勾配をあえぎながら登る。4車線の国道5号ははるか下に見える。途中,仁山から1.3km地点に熊の湯信号場があったが,藤城線開通時に廃止。また,仁山から4.0km地点には小沼信号場が置かれていた時代もあった。
坂を登りきるとトンネルに入る。トンネルを抜けると左手から藤城線が合流してきて,小沼の淵を通る。函館本線最初の絶景といえる車窓だ。
●藤城線について
札幌行きの特急列車や一部普通列車は七飯駅を出ると,大野駅,仁山駅は通過せず,別線で大沼駅に向かう。この線は渡島大野−大沼間の20‰勾配を緩和するため,昭和41年10月に開通した線で,付近の地名をとって藤城(ふじしろ)線と呼ばれている。建設が新しいだけに,橋梁やトンネル,切り通し,築堤が連続し,大沼まで10‰のほぼ一定勾配で登っていく。
大沼駅というが,むしろ小沼に近い。はじめから大沼の名前で開業したが,大正9年に軍川(いくさがわ)に改称され,昭和39年に再び大沼に戻った。大沼駅が軍川駅を名乗っていた間は大沼公園駅が大沼駅を名乗っていた。大沼観光は次の大沼公園駅が便利で,特急も停車する。大沼駅は周辺住民が利用するだけの地味な駅だが,南には藤城線,北には砂原線が分岐するため運転上重要な駅らしい。なぜかみどりの窓口もある。
駅前まっすぐ徒歩15分,右手。洋ラン,観葉殖物,花木,盆栽があるという。
900-1700 無料
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