北海道新幹線

木古内 ( きこない )

  • 所在地:上磯郡木古内町字本町
  • 開業日:1930(昭和5)年10月25日開業
  • 標高:4m
  • 配線:2面3線
  • 路程:湯の里知内信号場より11.5キロ,新青森より113.3キロ
  • 窓口:みどりの窓口あり
  • 乗降客数:134人(2018年),2,562人(1983年)
  • 最終乗降日:2019.5.3乗車

●知内→木古内の車窓

木古内までも山をいくつものトンネルで貫き,直線的に走る。やがて道南いさりび鉄道につながる海峡線を右に分け,新幹線単独の線路となって木古内に到着する。

●木古内駅

もともと江差線と松前線の分岐駅だったが,青函トンネル開業後は津軽海峡線の北海道側の要衝として,運転面でも保線面でも重要な役割を担った。新幹線開業を前に,2014年5月江差線の木古内~江差間が廃止。2016年3月26日,北海道新幹線開業時に江差線の五稜郭~木古内間が道南いさりび鉄道に移管された。

もとの木古内駅舎は道南いさりび鉄道の駅となり,新幹線の駅はその北側に新たに高架駅として建設されている。

木古内町は人口約4千(2020年)の小さな町だが,駅の利用者は知内,福島,松前,江差など広範囲に及び活気がある。

駅の内部
駅の北側は広大な駐車場になっている。
駅前の道の駅。北海道の道の駅でも特に人気が高い。コインロッカーもあり旅人への心配りが行き届いている。
JR江差線の転換バス。
店主の人柄とやきそばで知られた「駅前飯店急行」。2017年5月に閉店した。

●見どころ

□ビュウ温泉 のとや

国道228号を函館方面に1.5km。かけ流しの温泉。木古内駅前から函館行きのバスに乗車しバス停「木古内のとや前」下車。徒歩でも駅から15分ほど。

□薬師山展望台

駅の北1km。箱館戦争の激戦地。津軽海峡一望。佐女川神社に遊歩道が通じている。

□寒中みそぎ祭り

毎年1月13日~15日。伝統ある奇祭。厳寒の中で4人の若者が裸になって水をかぶる。会場のみそぎ浜は駅前徒歩10分,佐女川神社は駅裏徒歩10分。

神社境内での水ごり。14日から15日にかけて何度も行う。
15日の昼にはみそぎ祭りのメイン,みそぎ浜での水ごりが行われる。
▲湯の里知内(信)
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