札沼線

あいの里公園 ( あいのさとこうえん )

  • 住所:札幌市北区あいの里2条8丁目
  • 開業日:1958(昭和33)年年7月1日開業
  • 標高:7m
  • 配線:2面2線交換駅(対向式)
  • 路程:桑園より15.1キロ あいの里教育大より1.5キロ
  • 窓口:無人駅(簡易自動券売機,簡易自動改札機あり)
  • 乗降客数:3,436人(2014年),66人(1983年)
  • 最終乗降日:2000.7.30下車

●あいの里教育大→あいの里公園の車窓

この先線路は単線となる。右手の原野はかつての原野商法の舞台となり,約1100人の地権者が入り乱れたまま長く放置されていたが,2005年ついに区画整理事業が開始された。やがて札幌を出発して以来続いてきた住宅街もついに途絶え,左に原野が現れるとあいの里公園駅に到着する。

あいの里教育大の先は単線となる。右手の原野ではついに宅地開発が始まった(2005.9.4)。

●あいの里公園駅

駅周辺は郊外型の新興住宅地で真新しい戸建て住宅が見られる。札幌市内北端の駅で,この駅発着の列車も多く設定されている。あいの里教育大駅開業時に駅を630m石狩太美よりに移設,さらに1991年に列車交換設備が設けられた。もとの駅名は 釜谷臼 ( かまやうす ) と言って,札沼線内でも特に利用者の少ない駅だったが,1980年代末から利用者が急増し,1995年3月16日現駅名に改称された。改称前の一時期は札幌発釜谷臼行きの列車もあったわけで,古めかしい地名の響きが印象的だったという。

あいの里の名は,明治の中頃興産社が入植し藍の耕作を行ったことに由来する。

●見どころ

□あいの里公園

駅の北西徒歩5分のところにあるトンネウス沼を取り囲む公園。沼はよどんでいるが,公園には芝生やベンチがあって,お弁当を食べたりするのには良さそう。公園の向かいにはチョコレートで有名なロイズあいの里公園店がある。

▲ あいの里教育大
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