宗谷本線

比布 ( ぴっぷ )

  • 所在地:上川郡比布町北2線6号
  • 開業日:1898(明治31)年11月25日開業
  • 標高:166m
  • 配線:2面2線(対向式)
  • 路程:旭川より17.1キロ, 南比布より2.4キロ
  • 窓口:無人駅(売店,カフェあり)
  • 乗降客数:225人(2013-2017年),836人(1983年)
  • 最終乗降日:2021.1.23乗車

●南比布→比布の車窓

引き続き田園地帯を行く。車窓はほとんど水田だが,農業用ハウスも目立つ。イチゴや千本ネギが町の名産である。

線路西側には自転車歩行者専用道路が沿っている。殖民区画の正方区画を斜めに突っ切ったまま,比布市街に突入する。

●比布駅

交換可能駅で,基本的に列車は1番線に停車する。ただし列車交換がある場合や,一部の比布折り返しの列車は2番線を使用するので,駅の時刻表で確認を。かつて旭川-比布間の区間列車が使用していた3番線は撤去された。

1980(昭和55)年,ピップエレキバンのCMで全国に知られるところとなり,当時は入場券が1日に千枚以上売れる日もあったという。2015年,駅舎が町の施設として建て替えられ,カフェを持つ活気ある駅に生まれ変わった。

比布町は上川盆地の北端に位置する農村で,石北線ができるまでは愛別方面への玄関口にもなっていた。現在も愛別駅へのバスの便がある。なお,愛別方面,名寄方面のバス停は駅から400mほど離れており,場所もわかりずらいので利用する場合は事前に調べておいたほうが良い。

駅舎内には「ピピカフェ比布駅」が入っており,比布の特産品やパン,鉄道グッズを販売している。特産の卵やきくらげを使ったランチも提供している。
旧駅舎。1984(昭和59)年無人化されたあと,1990年に外壁がピンクに塗装された。
旧駅舎にあった喫茶ペペ。1987(昭和62)から20年あまり営業していた。

●見どころ

□比布神社・大雪夫婦参道

駅前まっすぐ徒歩10分。むすびの石,夫婦道祖神などがある。

□良佳(よか)プラザ 遊湯ぴっぷ

1998年オープンの温浴,宿泊施設。駅から400mのバス停「比布」から,道北バス遊湯ぴっぷスキー場線乗車。夏期はバスが一部減便になるので注意

▲南比布
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