宗谷本線

北比布 ( きたぴっぷ )

  • 所在地:上川郡比布町北5線10号
  • 開業日:1959(昭和34)年11月1日開業
  • 標高:175m
  • 配線:単線
  • 路程:旭川より20.2キロ, 比布より3.1キロ
  • 窓口:無人駅
  • 乗降客数:1人(2013-2017年),30人(1983年)
  • 最終乗降日:2020.12.26下車

●比布→北比布の車窓

車窓から見る比布市街はあっけなく,引き続き水田の中を斜め一直線に突っ切る。右前方にはぴっぷスキー場が見えてくる。これがいわゆる北嶺山で,かつては旭川-比布間の普通列車には「ほくれい」という愛称がつけられていた。

ぴっぷスキー場は旭川近郊では1,2を争う大きなスキー場で,地元では人気がある。

●北比布駅

水田の中にある駅で,集落はなしていない。南比布駅と双子のような存在で,住民の要望により1955(昭和30)年,仮乗降場として設置された。待合室はブロック造,土間床で荒れ気味だったが,2014年に南比布と同じ形の小屋に建て替えられた。

現在の国道40号線から2kmほど離れているが,古くは駅のそばの踏切を通る道路が旭川と稚内を結ぶ道だった。のちに駅の南東200mを走る北五線道路が国道となるが,その当時の名残で,道北バスの名寄線は駅近くまで乗り入れる。

利用者の減少により,2021年3月のダイヤ改正で駅が廃止されることとなった。

駅の南東約300mにある北5線11号バス停。道北バス名寄線は比布~蘭留間で雁行する旧国道ルートを走行する。ほぼ500mおきに設置されている停留所には,それぞれ味わい深い待合室がある。このようなところをてくてく歩いてみるのも楽しそうだ。

●見どころ

特になし

▲比布
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