洞爺 | とうや | 有人駅 | |
---|---|---|---|
![]() |
虻田郡洞爺湖町虻田区旭町 | ||
昭和3年9月10日開業 | |||
標高4m | 1438人 | ||
3線 | |||
長万部より41.5キロ 豊浦より5.4キロ |
|||
みどりの窓口655-1820 | |||
キヨスクあり | |||
1998.4.29下車 |
豊浦から先も海岸線は険しい。旧線は断崖の下を海岸にへばりつくようにして走っていたが,今は上下別線のトンネルで通り抜ける。長万部からは国道37号のほかに道央自動車道が噴火湾沿いを走っている。国道は線路から離れているとはいえ,線路とほぼ並行して海岸沿いを走るが,道央自動車道は長万部からかなり山の中を迂回している。礼文華のもろい地質を極端に避けた形だ。しかし,2000年春の有珠山噴火では最も大きな被害を受け,長い間通行止めとなった。豊浦の虻田洞爺湖仮出入口−虻田洞爺湖I.C間は2001年夏の開通見込みである。
洞爺湖町の市街地にある駅で,昭和37年,特急おおぞらの運行を機に虻田から洞爺に改称した。町名は虻田のままで,洞爺湖の北側には洞爺村があってまぎらわしかったが,2006年3月虻田町と洞爺村が合併し洞爺湖町となった。虻田駅開業の翌年には駅と洞爺湖畔の間に洞爺湖電気鉄道が運行され,観光客で賑わった。電鉄は昭和16年廃止。昭和24年に洞爺湖が支笏洞爺国立公園に指定。駅舎は昭和31年築の平屋建で味気ないが,屋根がついた幅の広いホームは大観光地の玄関口であることを感じさせる。駅前は近年再整備された。スーパー北斗の1往復を除く特急列車が停車。本州方面からのカシオペア,トワイライトエクスプレス等寝台列車も停車する。駅弁あり。
駅前からバス運行。運賃320円,本数は多い。洞爺湖への国道は有珠山噴火で被害を受け,バスは豊浦経由で運行されている。洞爺湖は支笏洞爺国立公園を代表するカルデラ湖で,道内随一の観光地といってよい。湖の南側には豊富な湧出量を誇る洞爺湖温泉の温泉旅館が建ち並び,遊覧船も出ている。2000年春には有珠山の噴火により大きな被害を受けたが,温泉旅館は通常の営業に戻っている。火山と共存する新しい観光地づくりも進められており,今後も楽しみだ。
湖の周回道路に彫刻が点在。平成8年度の第2期計画終了時には58基が設置された。さらに80基まで増やすという。湖は1周36kmで,レンタサイクルでまわると楽しそうだ。勾配の関係で反時計回りのほうが楽らしい。
お城型の遊覧船は国内最大級の観光双胴船「エスポアール」。800から30分毎。11月以降は900から1時間毎。夏期は中島の森林博物館を見学できる。(変更の可能性あり)
900(夏期800-)-1600 所要50分 1320円 子供660円
駅から国道を伊達方面に1km,道央道・虻田洞爺湖IC方面に入る。線路を渡ってすぐ左手。貝塚公園に竪穴住居や貝塚露出展示施設を整備。
半円形の建物。入江貝塚から北西へ300m。教育委員会に隣接。
900-1700 月休,4-11開館 150円
この先,国道37号を伊達方面に行くと善光寺など見どころが多い。次の有珠駅まで歩いて行くのもよい。詳しくは有珠駅のページ参照。
▲ | 豊浦 | −北海道駅前観光案内所− | (信)北入江 | ▼ |